こんにちは!
トルコは、その地理的背景から東西の文明が入り混じり、稀有かつ魅力的な独特の文化を形成しています。
今日は、そんなトルコの文化の一つである、チャイと水タバコをご紹介します。
チャイとは、トルコでは紅茶のことを指すのですが、普通の紅茶よりも濃いめで飲みごたえがあり、砂糖やミルクを溶かして飲むことが多いです。中には、上記の写真のような、フレーバー入りのものも。
トルコ人は、お茶することが大好き。現地の人と少し仲良くなると、二言目には「チャイを飲もう」と誘われます。
それはカフェだったり、時には自宅までデリバリーすることも。
とにかく、トルコの人々の生活に欠かせないのが、このチャイなのです。
カフェでチャイを楽しむ場合、もし二人以上なら、水タバコを一緒に注文することをお勧めします。タバコと名前がついているものの、水を通して体内に取り込むので、吸い心地はとってもマイルド。喫煙習慣のない人でも、気軽に楽しめます。
注文時に、アップルやピーチなどのフレーバー(甘めの味が多いです)を選ぶことができるので、自分のお気に入りを見つけるのも楽しいですよ。
炭が減ってくると店員さんが足し置きしてくれるので、長時間楽しむことができます。ついつい長居してしまう人もチラホラ笑
水タバコは、イスラム教の戒律でお酒が禁じられているアラブ圏において、それに変わる嗜好品として、重要な役割を果たしています。
トルコは、ムスリムが人口の99%を占めると言われていますが、普通にお酒を購入できたり、飲んでいる人もよく見かけるという、旅行者の目からは矛盾に映る場面も多く、だから、お酒の代わりの嗜好品という意味合いは少し薄れますが、それでも、カフェではボコボコ音を立てながら、煙を楽しんでいる人をよく見かけます。
いかがでしたでしょうか。
観光で歩き疲れたら、カフェでのんびりチャイと水タバコを楽しんで、情緒ある時間をお楽しみ下さい。