台湾に来たら食べたいものの一つに、南国フルーツをたっぷり使ったかき氷があるのではないでしょうか?最近のトレンドはミルクを使った氷で作るふわふわ食感のかき氷「雪花冰(シエファーピン)」です。
変り種のおいしい雪花冰があると聞きつけ、台北市の隣、新北市の永和地区へ行ってきました。
向かったのは、MRT中和新蘆線の「永安市場」駅から徒歩10分ほどの場所にあるかき氷専門店「Mr.雪腐(ミスターシエフー)」です。
MRTの駅から徒歩10分と少し離れているので、地図などでしっかり場所を確認していくのがおすすめです。最初の目印は「國立臺灣圖書館(国立台湾図書館)」で、駅出口の裏側に位置する図書館に向かって歩きます。
図書館と同じ敷地内に「八二三紀念公園」があります。八二三紀念公園を横断するように通り抜けて歩きます。
得和路と言う路地に入り、少し歩くと「Mr.雪腐」の店舗が見えてきます。カウンターで注文し、支払い後に席に着くシステムになっています。
看板メニューのミルクを使ったふわふわのかき氷を始め、ドリンクメニューや冬季には豆腐鍋などの料理もあり、1日中地元の人で賑わっています。
店内はカウンター席が15席ほどの小さなお店ですが、特に週末や学校が終わる夕方などは地元の若者でいっぱいになります。店内が満席の場合はお店の前の椅子に座って食べることもできるそうです。
人気メニューの一つ「西瓜雙響炮」(80元)は黄色と赤の2種類のスイカ果汁とミルクを混ぜた氷を使ったふわふわかき氷です。ひらひらした氷がとても美しく、食べると口の中でふわーっと溶けるのが特徴です。台湾産のみずみずしいスイカは、爽やかな甘みで、しつこくないのでとても食べやすいですよ!付け合せの練乳をかけると甘みが増し、味の変化も楽しめます!
お店のイチオシメニュー「台18珍奶」(70元)は台茶18號こと、日月潭紅茶「紅玉」を使ったタピオカミルクティーかき氷です。こだわりの台湾紅茶を使用したかき氷は香りがとてもよく、もちもちのタピオカと一緒に食べると大変おいしいです。ふわふわの口どけがやみつきになりますよ!
台湾で苺が旬になる冬の時期限定の「櫻花之戀佐鮮草苺」(120元)は台湾産の甘い苺をたっぷり使ったミルクかき氷です。氷の中にも苺が入っていて、氷だけでもジューシーな苺を存分に楽しむことが出来ます。そのままでもいちごミルクの味わいでおいしいのですが、添えられた練乳をたっぷりかけると、よりミルキーでおいしくなりますよ!
ビックサイズでボリューム満点ながら、ふわふわしているので意外にぺろりと食べられてしまします。
「Mr.雪腐」の雪花冰のおいしさの秘密はかき氷に使う氷にたっぷりフルーツをいれて一緒に凍らせてあるところです。かき氷自体にも果物が入っているので、とてもフレッシュでおいしいふわふわのかき氷が味わえますよ!
フレッシュな旬の果物にもこだわっているので、夏のマンゴーのおいしいシーズンになるとマンゴーかき氷も味わえます。
台北市の中心部からは少し離れた立地ながら、そのおかげで台北で食べるフルーツかき氷よりも、うんとリーズナブルなのも魅力の一つです!
台北のかき氷の人気店は既に食べつくしたと言う方は、「Mr.雪腐」で台湾の若者に人気のかき氷を食べてみるのもいいですね!
【データ】
店名:ミスターシエフー(Mr.雪腐)
住所:新北市永和區得和路2號之3
Tel: (02)8668-5200
営業時間:火〜日曜日(12:00〜21:00)
定休日:月曜日
URL:ミスターシエフー(Mr.雪腐)facebook