![ネタはオーストラリア近海、築地から空輸と趣向を凝らされている](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15123013295256781.4.jpg)
世界中でブームとも言える和食。もちろんここメルボルンでもフードコートやファストフードから高級レストランまで人気があります。
シティの中はもちろん、郊外やショッピングセンターなどでも、SUSHI(寿司)の文字はもはや普通に見つかります。
その全ての和食が本当に日本の味かというと、そうでもないのです。中にはちょっと首をかしげてしまうような「進化しすぎた寿司や料理」が出てくることも多々あります。
リアルな日本の味が恋しいオーストラリア在住者はもちろん、有名スポーツ選手やセレブがカジュアルに、あるいはこっそりとお忍びで訪れたりするのがジャパニーズ・ダイニング・ミク(miku-未来)です。
![仕入れによっては金目鯛の煮付けもメニューに](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15123022073573669.3..jpg)
![カラッとあがった茄子に田楽味噌がからむなつかしい味](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15123022073598618.4..jpg)
![季節の味覚サンマには日本酒を併せたい](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15123022073621384.7..jpg)
![茶碗蒸しはあんかけ風にあしらわれている](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1601071500241216.8..jpg)
![立派なカマ焼きはオーストラリア人にもファンが多い](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15123022073644698.1..jpg)
妥協することなくオーストラリアで日本の味を伝えるのは、容易なことではありません。
人種のるつぼメルボルンでは、文化の多様性を背景に食通も多いのです。日本を何度も訪れ、食を堪能することはブームと言ってもいいほど。
旅行で本場の和食にふれ、帰国したローカルが足を運ぶ人気店として口コミで広まったそうです。
![オーストラリアでは日本のビールも人気がある](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15123022173876747.1..jpg)
![差し色に赤を効果的に使い和を感じさせる](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1512302217391777.4..jpg)
![カジュアルな外観で親しみやすい](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/16010714580244296.2..jpg)
舌の肥えたカスタマーや日本の味を求めてやってくる在豪の邦人たち。
ローカライズ(オーストラリア風)とオーセンティック(純和風)の微妙なバランスが創り出すのは、どこかなつかしくも"和(wa)"が香りました。
【データ】
ミク・ジャパニーズ・ダイニング(Miku Japanese Dining)
住所:298A Blackburn Road, Doncaster East, Melbourne, VIC
Tel:03 9841 4822
営業時間:火〜日曜日(11:00〜21:00)
facebook:https://www.facebook.com/pages/Miku-Japanese/487068618024145
![逗子 マリナ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/77.jpg)
逗子 マリナ
広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。