スペインの観光地といえばどこを思い浮かべるでしょうか?
まずはバルセロナ、マドリード、ついでグラナダといったところでしょうか。
スペインは場所によって異なった歴史や文化がみられて楽しいですよね。
今回はスペインの古都、トレドについて紹介したいと思います。
この町は西ゴート王国の時代からマドリードに首都が移るまで首都だった町で、現在は旧市街全体が世界遺産となっています。
また古都つながりということで奈良市と姉妹都市関係にあるそうです。
トレドのカテドラルはスペイン随一の規模を誇るものでゴシック様式の様々な彫刻や絵画がみられ、まるで美術館にいるような気分になります。また、ステンドグラスも非常に綺麗で写真に収めたくなること間違いなしです。
トレドにきたら是非見ておきたいのがサント・トメ教会のエルグレコの傑作と言われる絵画!この絵画を見るためにトレドに来るという人が本当にたくさんいるそうです。撮影禁止のためお見せできないのが残念ですが…
絵の中にはたくさん人が描かれていますが2人だけ視線をこちらに向けている人がいます。2人の内大人がエルグレコ本人、子供はエルグレコの子供だそうです。訪れた際は探してみてください。
歴史好きに是非行って欲しいのが軍事博物館です。時代時代の武器や馬具、モールス信号等が展示されていてかなりテンションが上がってつい長居してしまいます。
最後に特産品について。
トレドのお菓子といえばマサパンです。クリスマスによく食べられるお菓子だそうです。様々な味がありますが、とーっても甘いです。街中にたくさんお店がありますし、バラ売りもしていたのでまずはひとつ買ってみてください。
形に残るものでは銀製品を始めとする金属加工品が有名です。こちらもたくさんお店があるのでもちろん買うもよし、ブラブラとウィンドウショッピングするだけでも楽しいです。
トレドは要塞としての役割も備えていたそうで坂道、袋小路が本当に多いので頻繁に地図を確認することをおすすめします。1回は必ず迷うと思います。(あえて迷いながら進むのも楽しいですよ)
所要時間は約丸1日といったところでしょうか。じっくり楽しみたい方は2日かかるかもしれません。
あと日曜日は美術館等は早くに閉まってしまうのでよく確認してください。
【データ】
アクセス:マドリード・アトーチャ駅から地下鉄でプラサ・エリプティカ駅まで移動。プラサ・エリプティカ駅内にある高速バスのチケット売り場(ALSA社、割とわかりやすく書いてありました)でトレド行きのチケットを購入。支持されたバス乗り場から乗車。
※バスは希望時間に指定席、ではなく満席になってしまえば次のバスをまつ必要があるので早めに並ぶといいです。
あり
交換留学生として2015年8月からメキシコ、グアダラハラに滞在。異文化に日々激突し悩みながら奮闘中。メキシコ国内の観光と現地での生活を中心にお伝えします。