ヤンゴンのランドマーク的パゴダである、スーレー。見学に訪れる観光客も多いですが、そのすぐ近くにあるカフェ、というより昔ながらの喫茶店”Let Ywe Sin”がオススメです。
ミャンマースタイルの喫茶店では、テーブルの上にいろいろなものが既に置かれています。写真の中でオーダーしたものはコーヒーだけです。
無料のお茶(日本での”お冷や”に相当)、調味料入れ、甘いものなど。オーダーしていないお菓子やパン類は食べたらお金を払うシステムです。無理に食べる必要はもちろんありません。
ミャンマーの友人から、この店でコーヒー豆が買えると聞き、それで来てみたのが最初でしたが、店に入ってみると、お客さんはお茶するほかに、女性も男性もこぞって食べているものがありました。それがこのプリンでした。何の変哲もない、素朴な卵プリン。原点回帰のプリンは昔懐かしい気分にさせてくれます。
メニュー表は特にありませんが、勝手がわからなくても、外国人とあらば、相席したミャンマーの人たちがいろいろと教えてくれます。
このような伝統的な喫茶店のコーヒーは、何も言わないと砂糖と練乳がたっぷり入った甘い飲み物と化しています。これがなぜか暑い国では美味しく感じられるので、ぜひトライしてみてくださいね。
【データ】
店名:レッイェーシン(Let Ywe Sin)
住所:128, Sule pagoda Road, Yangon
Tel: 01-246313
キャサリン
香港・マカオ・広東省などで十数年過ごしたあと、2012年よりミャンマーのヤンゴン在住。初海外旅行は、まだソ連時代にシベリア鉄道で大陸を横断したこと。ミャンマーを中心に、近隣のアジア諸国の情報を発信したいと思っております。