帝政ロシア時代の首都サンクトペテルブルグにはロマノフ王朝時代の美しい宮殿など多くの遺産が残っています。ビザや滞在登録が必要ですが、女性の一人旅もよくみかけ、ロシア語もキリル文字も全く理解できない私でも、地下鉄などの公共の交通機関を使っておひとり様旅行を楽しむことができました。
ロマノフ朝時代の歴史や文化に触れた後、帝政時代に創業のホテルでロシア風アフタヌーンティーを体験しました!
主役はロシア風クレープのパンケーキ(ブリヌィ)。
朝食でもティータイムでも観光地のあちこちで見かけるパンケーキはアフタヌーンティーにもいただきます!
甘いソースでスイーツとして、いくらなどと一緒に食事としても楽しめます。
パンケーキのほか、サンドイッチやケーキ、チョコレートなど好きなものを好きなだけいただけます。
かつてロシアの食卓にかかせなかったサモワール。ポットで濃くいれた紅茶をサモワールのお湯で調整して飲んでいたとか。
当時の様子が伺えるサモワールが飾ってありました。
飲み物は紅茶、緑茶、コーヒーから好きなものが選べます。紅茶もダージリンやアールグレーなど色々な種類から選べ、ロシアンティーをお願いしました。
ロシアンティーというと真っ先に思い浮かぶのがジャムが入った紅茶。
ジャムや紅茶をいただきながら紅茶を楽しんだり、レモンを入れたりするのがロシア流。レモンを入れるとよりすっきりとして爽快感が味わえます!
ロシア系とヨーロッパ系のお客様がほとんどのクラス感のあるホテルです。休暇を楽しむ感じの動きやすい服装の方が多くリラックスした雰囲気の中で楽しむことができました。東洋人は珍しいためかとても親切で上質なホスピタリティーを味わえます。
スタッフもメニューも英語OK!
サンクトペテルブルグ観光の際には、是非体験していただきたいと思います。
【データ】
店名:ホテルアストリア
住所:39 Bolshaya Morskaya, St. Petersburg
Tel:+7-812-494-5757
URL:https://www.roccofortehotels.com
藤井 敬子
民放地方局アナウンサー退職後、大学院で持続可能な開発を学ぶ。西アフリカや東南アジアでのフィールド経験から、「紅茶」が女性の就業支援や地球環境保全に役立つことを発見!英国紅茶文化や世界中の紅茶情報を発信中!