2014年7月にオープンしたマンダリンオリエンタル台北のロビーは、優雅な雰囲気が漂う素敵な空間。クリスマスシーズン到来で見事なツリーが飾られ華やかさに磨きがかかり、まずは夢の世界のエントランスとしては、申し分のないシチュエーションに気分があがります。
アフタヌーンティーは量が多いので単なるティータイムというよりは昼食代わりにプランニング。ホテルによって開始時間が異なりますが、こちらは午後1時よりスタートなので、まずは日本よりメールで予約しておくのがベストです。
ドレスコードもスマートカジュアル。「つま先とかかとが覆われた靴」が望ましいという表記もあるくらいなので、カジュアルすぎる服装はNG。
確かに、ゴージャスなラウンジにスニーカーは似あわないですね。
スタンダードなアフタヌーンティーを注文し紅茶の種類は何度でも好みのものを選択自由。ティーメニューを見せていただくと、台湾茶をはじめ紅茶の種類も数多く迷ってしまいます。
台湾茶は甘いものとあわせるよりも「ウエルカムティー」として喉を潤す感じに選ぶのがおすすめです。
たとえば、「梨山茶」、「東方美人茶」など。
いただくTeaが決まったら、お待ちかねの「3段アフタヌーンティースタンド」がテーブルに届き、皆の歓声が一番大きくなる瞬間です。
最初は1番下のプレートから。サンドイッチなどの「セイボリー」。
2番目にいただくのは「焼き立てスコーン」。プレーンとレーズン。
もちろんジャムやクロテッドクリームもサーブされるのですが、これは英国の通常のアフタヌーンティーで出される量より圧倒的に少なく、日本も含めたアジアの特徴かもしれません。もちろんクロテッドクリームなどの追加も可能なのですが、完食すると少しボリュームがあるかもしれませんので適量なのでしょうね。
結局、紅茶はホテルのおすすめをティーフーズにあわせて選んでいただくことにしました。フランス・「クスミティー(kusmi Tea)」の「サンクトペテルブルク」などフレーバーティーが中心でしたが、ワンポットを数名でシェアして、5種類ほどいただけたので旅のあわただしい時間には充実すぎる内容で大満足。
上から2段は可愛いクリスマス仕様のスイーツが並びます。
スコーンをいただいたあとは、少しづつフィンガーサイズのペイストリーという、ある意味「正しい順番」を守るのですが、そのレベルの高いお味は、さすが人気の高いアフタヌーンティープレイスだと納得でした。
途中、あたたかいキッシュとマッシュルームソースのプチシューが運ばれ、お口が甘さで飽きている時にタイミングの良いサービスがうれしいですね。
ラストに近づくと、「茶葉あてクイズ」の楽しい演出が待っていました。
カカオのような、チョコレートを感じるフレーバーだと思いきや、なんと「コーヒー」フレーバーの紅茶だったので、一同驚愕後、また味わい、楽しい語らいも尽きません。
毎回、紅茶の種類が変わるたびにカップを変えてくださるサービスも高級ホテルならでは。
細やかな配慮が随所にみられ、ホスピタリティーは満点と言っても過言ではないくらいアジアの高級ホテルのグレードの高さを改めて感じます。
台湾の屋台もエキサイティングで楽しいですが、違った角度でマンダリンオリエンタルホテル台北で優雅なアフタヌーンティー時間を愉しんでみてはいかがでしょうか?
「ザ シェイド」ラウンジとは少し離れた場所にありますがホテルのケーキショップにはビジュアルもお味も最高のケーキやパンが並びます。
もちろんラウンジでいただいた紅茶も販売されていましたよ。
【データ】
店名:ザ ジェイド ラウンジ
住所:10548 台北市 敦化北路158號
Tel:+886 2 2715 6888
営業時間 :10:00~22:00
*アフタヌーンティーは13:00~17:00
定休:なし
URL:https://www.mandarinoriental.co.jp/taipei/songshan/luxury-hotel