昨今の経済発展に伴い、ミャンマーの飲食業界にも外国人投資家や海外帰りのミャンマーの方々が参入し、いままでなかったようなオシャレで新しいコンセプトのお店が増えてきています。
こちらの「ラングーン・ティー・ハウス」は、コロニアル様式の建物が残るダウンタウンの通りにあり、お店は2階にあるので入り口を見つけるのが少し難しいですが、壁に書かれたケトルのロゴを目印に階段を登っていくと、かわいい空間が待っています。
ミャンマーの伝統的な喫茶店での定番は、ラペッイエというミルクティーです。練乳がたくさん入った、あまい紅茶です。
そのラペッイエ、砂糖と練乳の配分が16種類も設定されていて、それを選べることができるのが、ここの売りです。(ホット1500Kyat、アイス2000Kyat)
食事メニューも充実しています。
ちょっとつまめるサモサやプラタ(小麦粉を薄く焼いたもの)、カレーやハンバーガー、ケバブやタンドーリなどの焼き物まで、お食事処としても使えます。
ミャンマーの朝食として有名なモヒンガーは、写真のように、麺、具材とスープが別々に供されます。見た目もおしゃれでリッチな感じです。(オーガニック・モヒンガー5000Kyat)
お店のイチオシであるラペッイエも美味しいですが、筆者のおすすめはミントレモネードです。擦ったミントがたくさんはいっていて、その緑色が爽やかで涼しげ。暑い中、街なかを歩く回ったあとにいただくミントレモネードは格別です。
【データ】
店名:ラングーン・ティー・ハウス(Rangoon Tea House)
住所:77 Pansodan Rd, (Lower Block), First Floor, Kyauktada Township Yangon
Tel:01 1224534
営業時間:8:00〜22:00
キャサリン
香港・マカオ・広東省などで十数年過ごしたあと、2012年よりミャンマーのヤンゴン在住。初海外旅行は、まだソ連時代にシベリア鉄道で大陸を横断したこと。ミャンマーを中心に、近隣のアジア諸国の情報を発信したいと思っております。