旅行中でも、飲み物やおやつを買いに、またはトイレを借りに、スーパーのお世話になることはよくあるもの。そんなときに、ついでにお土産の調達はいかがでしょうか?メキシコにはソリアナ(Soriana)、スペラマ(Superama)、メガ(MEGA)等、食料品から衣料品、家電まで販売している大型スーパーが沢山あります。今回はメキシコ国内に2300店舗以上を構えるウォールマート(Walmart)から、お土産にぴったりなものを紹介します。(値段は店舗により異なります。)
まずはお菓子売り場。メキシコ製の商品は、「エチョ・エン・メヒコ(HECHO EN MEXICO)」の文字とワシの横顔のマークが目印です。
カヘタはヤギのミルクを煮詰めて甘く味付けしたメキシコの伝統的なシロップで、コーヒーに入れたり、パンやビスケットに塗って食べます。日本人には甘みがかなり強いですが、甘いもの大好きなメヒカーノの味覚を体感してもらうには、もってこいのお土産です。
次はお酒売り場の隣、おつまみコーナーから2品。
アクトドスは、レンジで作るタイプのポップコーン。甘いものから塩辛いものまで、様々なバリエーションがあり、日持ちもするので、私は実際に日本へのお土産によく使っています。写真は後列左→右の順に、バレンティーナ(Valentina、酸っぱ辛いサルサ)、激辛、サワークリーム、前列左→右の順に、チーズ+ハラペーニョ、キャラメル、ハーシーズ(HERSHEY’S)味です。
何故かメキシコでは、ピーナッツの周りにプレッツェル風の生地をコーティングしたものを「日本風」と称して売っています。日本ではピーナッツはそのままで食べる方が一般的なんだよ…と話すと驚かれるほど、この「日本風ピーナッツ」は浸透しています。
次は一般の食料品売り場へ。
マルチャンのインスタントラーメンは、チキン味、エビ味等、日本人になじみのある味も展開していますが、メキシコらしいものと言えば、このエビ+ライム+ハバネロ味。作り方は日本のインスタントラーメンと同じで、鍋に入れて3分煮込むだけです。
メキシコ料理に欠かせないトルティージャは、二つ折りにしてにチーズを挟んでフライパンで焼けば「ケサディージャ」という立派な料理になりますし、バーベキューをするときにサンチュの要領で肉をくるんで食べるだけでも美味しいです。気軽にメキシコの味を日本に持ち込めますが、買う前に素材に注意!マイス(Maíz:トウモロコシ)製は衝撃に弱く、すぐぼろぼろになってしまうので、アリーナ(Harina:小麦粉)製を選びましょう。
最後に、お子様向けにおもちゃのお土産も二点紹介します。
こちらは文房具売り場に置いてあり、色は何種類かあります。
こちらはおもちゃ売り場にて。タクシーマニアはメキシコ各地の都市をイメージしたタクシーのミニカーで、日本のトミカのように、メキシコでも、こどもだけでなく大人もコレクションして楽しんでいます。写真は売り場にあったごく一部、左→右にプエブラ州チョルーラ(Cholula, Puebla)、ハリスコ州テキーラ(Tequila, Jalisco)、メキシコシティ(D.F.)、ケレタロ(Querétaro)です。
メキシコに生活している私でも、スーパーに行くのは未だに一種のエンターテイメントで、いつもわくわくしてしまいます。皆様も是非、スーパーで美味しい・可愛いお土産を探してみて下さい。
※こちらではスーパーの袋詰め係にチップを渡すのがマナー($5程度)ですので、小銭の準備は忘れずに!
Sayaka
初めてのメキシコは、一年間の語学留学で訪れたメキシコシティ。今は仕事の都合で、二度目のメキシコ生活を通称「美男美女の街」「肉の街」のモンテレイで送っています。(名前に偽りなく、確かに美男美女は多いし、肉は美味しいです!)旅先で欠かせないのは、スーパーマーケット巡り・絵葉書を書く・各地の公共交通機関に乗ること。まだまだ旅行情報の少ないメキシコ、自分が「あったら便利」と思う情報を、どんどん共有していきたいと思います。