エクアドルに属する、ガラパゴス諸島。
動物たちの楽園としてその名も知られるガラパゴス諸島は、大小幾つもの島々で構成されています。
その中で今回オススメしたい島が「サン・クリストバル島」。
何故オススメかというと、
「海沿いを歩けばアシカに当たる」といえるくらい、島中に可愛いアシカがいっぱい!
(注意:動物たちの保護の為、観光客はガラパゴスに生息する動物たちの2m以内へ接近禁止。実際に体当たりしないように気を付けましょう)
ガラパゴス諸島は国立公園に指定されており、その大部分はナチュラリスト・ガイドが同行していないと足を踏み入れることが出来ません。
そのような中、このサン・クリストバル島には人々が暮らす街があり、街の周辺の指定されたエリアに限り、ナチュラリスト・ガイドの同行なしでも個人で自由に散策することが可能。
エクアドル本土からの直行便が発着する空港も街から車で5分程度のところにあり、アクセスも良好です。
そんなサン・クリストバル島の中で、オススメのアシカスポットをご紹介します。
まずは、「プンタ カローラ(Punta Carola)」というティヘレータスの丘の近くに位置するビーチ。
白い砂浜と青く透き通った海が魅力のこのビーチは、
アシカを始め、多くの鳥やその他の動物たちに愛されている為、別名「ラブ ビーチ(Love Beach)」とも呼ばれています。
とっても静かなビーチで、「アシカの楽園」という言葉も似合いそうなこの場所。仲良く歩くアシカの親子や、集団でお昼寝をするアシカたちに出会うことが出来ます。
砂にまみれて、すっかり真っ白になってしまい、まるで別の種類のように変身してしまったアシカも居たり。
続いてのオススメのアシカスポットは、「港付近の海岸沿い」。
お土産屋さんも並び、人々で賑わうサン・クリストバル島のメイン通りと並行している海岸沿い。
人が近くにたくさんいる場所でも、アシカ達は周りを気にせずマイペース。
歩道に堂々と横たわってお昼寝。
この海岸沿いでは、夕日も沈み、夜になるにつれて海岸に集まってくるアシカの大群を目にすることも出来ます。
中には、ベンチを占領して気持ちよさそうに眠るアシカも。
その姿は、まるで終電を逃して駅のベンチで眠ってしまった酔っ払いのよう。
普段は水族館でガラス越しに見るアシカ達のユニークな一面を見ることが出来るのも魅力。
アシカはもちろん、この島ではまるでゴジラを小さくしたようなガラパゴスウミイグアナや、大人になると真っ黒から真っ赤に体の色が変わるガラパゴスベニイワガ二など、ガラパゴス諸島ならではの動物たちに出会うことも出来ます。
動物好きの方はもちろん、そうでない方も動物たちの愛くるしい姿にきっと心を奪われてしまう島、ガラパゴス諸島のサン・クリストバル島。
可愛い動物たちに会いに、サン・クリストバル島に足を運んでみてはいかがでしょうか。