![生産量世界第3位のコロンビア産コーヒー](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293278988.jpg)
コーヒーの産地としても有名な国、コロンビア。コーヒーの生産量は世界第3位。コロンビアの中でも、特にコーヒーの生産が盛んなのが「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」として世界遺産にも登録されている地区。その中に位置する街「マニサレス」にあるのが、アシエンダ・ベネチア(HACIENDA VENECIA)というコーヒー農園。
![宿泊施設もあるコーヒー農園「アシエンダ・ベネチア」](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293295599.5..jpg)
なんと、こちらのコーヒー農園には宿泊施設もあり、農園内に泊まることができるのです。農園内には見渡す限り続くたくさんのコーヒーの木。この付近にあるコーヒー農園の面積は大半が2、3ヘクタール程度と小規模のものが多いらしいのですが、ここベネチア(VENECIA)は周りの農園の100倍近い「200ヘクタール」を誇る巨大な農園。
![広大な面積を誇るコーヒー農園](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293372360.8..jpg)
宿泊施設のタイプにも種類があり、リーズナブルに滞在を楽しめるホステルタイプの部屋から
![コーヒーの木々に囲まれた宿泊施設](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1511202029339999.2..jpg)
![相部屋のホステルタイプは料金もリーズナブル](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293451847..jpg)
孔雀も闊歩する美しく整備された庭園にプールまでついたリゾート気分を味わえる豪華な部屋まで、予算に合わせて選ぶことで出来ます。
![リゾート気分も味わえるプール付きの部屋](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293420353.4..jpg)
![孔雀もいる美しい庭園](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293436171.9..jpg)
コーヒー農園内ということもあり、美味しいコロンビアンコーヒーは飲み放題!そして、こちらの農園で催行されている「コーヒー農園ツアー」への参加もコーヒーについての知識も深められ、オススメです。
![意外と知らない「コーヒー」について知ることができる農園ツアー](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293325954.5..jpg)
![コーヒーについて教えてくれるガイドさん](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1511202029344497.8..jpg)
ツアーでは、まず始めにガイドさんからコーヒーの基本についてお話を聞きます。※もちろん、コーヒーを飲みながら話を聞くだけではなく、普段なかなか目にすることのない、加工される前の赤いコーヒーの実を試食してみたり、コーヒー豆の加工の過程について各加工段階の実物を見ながら比較したり。
![加工段階によって姿を変えるコーヒー豆](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293340334..jpg)
目の前でコーヒー豆の焙煎も実演。焙煎を開始してしばらくすると、焙煎機からはコーヒーの甘く香ばしい匂いが漂ってきます。
![焙煎したてのコーヒーからは良い香りが立ち込めます](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293497863.9..jpg)
嗅ぐだけでも幸せな気分になれる、このコーヒーのよい香り。コーヒーの香りを言葉で表現するためには、36種の香りの見本が存在するそう。
![コーヒーの香りは36種の香りに例えられます](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293356537..jpg)
焙煎具合による味の違いも、実際に味わいながら確かめていきます。
![左がローロースト、右がハイローストされたコーヒー](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293558135.4..jpg)
尚、コーヒーには「アラビカ」と「ロブスタ」といった種類があり、この農園をはじめ、コロンビアでは「アラビカ」コーヒーが主流とのこと。コーヒーの収穫の最盛期は9月〜11月ですが、マニサレス近郊のコーヒー農園では一年中コーヒーが収穫できるそうです。座学での説明が終わると、コーヒー畑の中を通り、加工工場へ。
![たくさんのコーヒーの木々の中を通り抜けて工場へ](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293588441.4..jpg)
収穫されたコーヒーの実は、工場内で洗浄し、皮を取り除いたりした後、水分量が11パーセントになるまで乾燥させるそう。
![収穫したコーヒー豆を加工する工場も見学できます](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293512989.5..jpg)
![水分量11パーセントの状態まで乾燥させます](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293527671.9..jpg)
![乾燥させた豆は、重さごとに分けられ袋詰めされます](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293543761..jpg)
こうして加工されたコーヒー豆たちは、主にベルギーと日本に輸出されているとのこと。普段日本で何気なく飲んでいるコーヒーも、ここベネチア産のものを使用し淹れたものかもしれません。
![日本にも輸出されているベネチアのコーヒー](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293572755..jpg)
もちろん、お土産用のコーヒー豆の販売もあるので自身で生産の過程を見てきたコーヒー豆を自宅に買って帰り、味わうことも可能。
![お土産用のコーヒーも購入できます](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293466358.4..jpg)
ここでは、コーヒー豆を入れる袋も販売中。この袋を額に入れて、お部屋のインテリアとして壁に飾っても素敵です。
![インテリアに最適なコーヒー豆の袋](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293481080.1..jpg)
日帰りでこの農園ツアーに参加することも可能もですが、オススメはやっぱり宿泊してのんびり過ごすこと。コーヒーの木々を見ながらのんびり農園内を散歩をしたり、施設内のプールで泳いだり、ハンモック揺られてお昼寝したり、美味しいコーヒーを味わったり。
![緑に囲まれた農園内でのんびりくつろぐのも良し](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15112020293388161.8..jpg)
![ハンモックに揺られてお昼寝もできる園内](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/1511202029364254.9..jpg)
農園で過ごし、コーヒーについての知識を深めることで、以前よりもより一層コーヒーを美味しく味わえることは間違えなし。コロンビアに訪れた際は、コーヒー農園ならではの贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
【データ】
店名:HACIENDA VENECIA(アシエンダ ベネチア)
住所:Vereda el Rosario, Manizales, Caldas, Colombia
Tel:(57) 320-636-5719
URL:http://www.haciendavenecia.com/