ケープタウンのシンボルマーク“テーブルマウンテン”を紹介します。テーブルマウンテンはその名の通り「頂上がテーブルのように平らな山」です。ケープタウンの町に居ると、どこからでも眺めることができるほど高く、南北に伸びる台地です!
テーブルマウンテンの頂上にはケーブルカーかハイキングの二通りの方法があります。ハイキングコースは初心者から上級者まであるとそうですが、ほとんどの観光客がケーブルカーを選んでいるように思えました。
写真左下の建物はテーブルマウンテンの中腹にあるケーブルカー乗り場です。ここから頂上を見るだけでも、ハイキングがいかに「過酷なハイキング」であるかということが想像つきますね。私は迷わずケーブルカーを選びました。
実はこのケーブルカー、地面が360℃回転します!どこに立っていても景色を見れるサービス力抜群なケーブルカーなんです。
頂上は遊歩道が整備されており、小さなレストランやお手洗いもあります。頂上は平で、目線を遮る物がないため360℃景色を見渡すことができます。
テーブルマウンテンは「新・世界七不思議自然(New 7 Wonders of Nature) 」に選ばれています。「植物のショウケース」「植物王国」と例えられるほど、限られた面積に多数の固有植物が生育しているのです。
「一日に四季を感じられる」と言われるくらい天気の移り変わりが激しいケープタウン。雨や風の強さやに応じてケーブルカーが運休しますので、行く前に必ずHPで運行状況を確認されてください。そして、人気シーズンはなるべく朝早く行かれることをおすすめします。私は9月末(春)の開場15分前に行ったところ、ケーブルカーに乗車できるまで20分ほど待ちました。まだ空いている方でしたが、ケーブルカーから戻ってきた頃には先の見えない長蛇の列になっていました!
「朝起きて晴れていたら、すかさずテーブルマウンテンへ!」
この言葉をお送ります!
【データ】
テーブルマウンテン(Table Mountain)
営業時間:8:00〜20:00(天気により運休時間があります)
行き方:市内中心からケーブルカー乗り場まで、タクシー、レンタカー、周遊バス(HOP-ON HOP-OFF BUS)で約15分です。
URL:http://www.tablemountain.net
サリー
アラブ首長国連邦はドバイで暮らしています。超高層ビルが立ち並び、200以上の人種が暮らすドバイ。ふと横に目をやると、モスク。そして町の奥には砂漠。近代と昔ながらが混在する国際都市ドバイから、面白いアラブの世界を紹介します。