観光客で賑わうフィッシャーマンズワーフにホームセンターが出現。通称「オッシュ(OSH)」とか呼んでいるオーチャード・サプライ・ハードウェア(Orchard Supply Hardware)本来郊外型のハードウェアショップで大きな駐車場が完備されているのですが、合わせて10台くらいしか車が止められないようなオッシュにしては珍しい場所にオープン。
ドゥ・イット・ユアセルフ(Do it yourself)必需品のトンカチやドライバーやノコギリetc。日曜大工大好きなお父さんにはたまらないコーナーです。
ロープやチェーン細い角材とか寸法に合わせて切ってくれるのが嬉しい。
日本人にゃサイズ的にどうよ、自分の背よりモップの棒の方が長い。ってなことないけど、アメリカの大きさが分かりますね。サンフランシスコは家の広さが、さほど大きくないのでコンパクトな商品を取りそろえています。
電ノコ見るより楽しいかも。お庭用ではなくて窓際に飾っておける感じのサイズが中心。
地球環境に配慮しエコなブランドが中心。フィッシャーマンズワーフに近いだけじゃなくてこの辺り住んでいる人たち結構環境の事考えてます。
アメリカのキッチン用品は丈夫さが取り柄。日本の家庭でもディッシュウォッシャーが普及してきているようですが、食洗機使用OKなのがほとんどなので気にせず洗えます。
家でも大小様々なメイソンジャー使っていますが、これまたアメリカを代表する生活用品。きちんとコーナーとして設けているのは意外に珍しいです。
建設現場で必ず見かける三角コーン売ってる!!しかも小っちゃいのもあるんですね。買ってみたくなったけど何に使っていいかアイディアが出なかったので今回は諦めましたが、工事現場グッツが普通に商品として売ってるのが興味深い。
日本にも作業服、作業用品専門店がありますが、アメリカの作業服と言えばジーンズにオーバーオール。とにかく生地はしっかり…というよりごっつい生地。ゴワゴワ感が現場作業の大変さを物語ると共に、「男の世界やわぁ〜」と近頃工事現場にも女性進出目ざましい世の中と逆行した感想をもらしてしまった自分。瘦せぎす男子には着こなせないかも。
壁に飾ってるのが、「ネジで作ったゴールデンゲートブリッジ」ハードウェアらしい発想です。
1931年倉庫跡に農家の方達が出資して農作業用品を扱う協同組合としてサンノゼ(San Jose)でスタートしたオッシュ。1950年代電化製品の普及と共に各家庭に家電製品が浸透し始め、徐々に生活雑貨ハードウェアの路線にシフトしていき、今や4万5千種類の商品を扱っています。店舗数もカリフォルニア州、オレゴン州合わせて70店舗以上。家庭用から専門的な商品まで幅広く扱っていて平日も7時からと仕事前に買い物できちゃうのが便利な点。
場所柄ちょっとしたお土産も売ってので、探してみるとユニークなお土産が見つかるかもしれませんよ。
【データ】
店名:オーチャードサプライ(Orched Supply Hardware)
住所:2598 Taylor St San Francisco CA 94133
ケーブルカーパウエルメイソン線フィッシャーマンズワーフ駅から徒歩1分
Tel:1-415-563-8016
営業時間:月〜土曜日(7:00〜21:00)、日曜日(8:00〜20:00)
祝祭日は時間が変わりますのでご注意ください。
休日: 感謝祭 ・クリスマス
URL:http://www.osh.com
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ市内小さなアパート在住。未だ修学旅行気分の生活で激変するベイエリアの旬のネタをアナログ的な視点でお届けします。認定フードコーディネーター。好きな事:見物。