絶景ポイントのひとつ「ウユニ塩湖」のある国、ボリビア。皆さんは、ボリビア料理というと何を思い浮かべますか?日本から遠く離れた南米に位置する国、ボリビア。なかなかイメージが湧きにくいかと思います。今回、実際にボリビアに行き、食して美味しかった料理を紹介します。
まずは、ウユニの街で見つけたストリートフード「コロッケ」。
ウユニの街を歩いていると出くわす屋台で、Bs.5(約100円)程度で販売されているコロッケは主に「ウエボ(卵)」と「アロス(お米)」の2種類。ジャガイモ、挽き肉、野菜、そして「茹で卵」または「お米」が具となった揚げたてのコロッケに、ピリ辛ソースやカレーソースをかけて、付け合わせの千切り野菜と一緒に食します。
ボリュームたっぷりのコロッケ、千切り野菜のさっぱり感、美味しさを増すソースが絶妙なバランス。食べ応えも十分の一品。どことなく日本で食べるコロッケ定食を思い起こさせる、コロッケと千切り野菜の組み合わせ。カレーソースも、インドカレーというよりも日本のカレーに近い味でした。
次に紹介するのは「リャマのピザ」。
意外に思われるかもしれませんが、ウユニの街にはピザ屋さんがいっぱい。そんなピザ屋さんで食べることができるのが、南米に多く生息するラクダ科の動物リャマのお肉を使用したピザ。肉自体の甘みとソースの力も相まって、牛挽き肉と照り焼きソースのピザのようなお味。
ピザとして食べると美味しいリャマ肉。ウユニの街のメルカド(市場)には、牛丼ならぬ「リャマ丼」も販売中。
但し、リャマ丼を食べた日本人の方々に感想を伺った結果、あまり日本人の口には合わない傾向がある様子。そんなリャマ丼を「ウユニの思い出」として食してみるのもよいかもしれません。
そして、ウユニへ行く際に経由地として立ち寄るであろう街、ラパス。
この街でよく見かけるのが「フィデオ(麺)」。
このフィデオ、見た目も味もまるでソース焼きそば。お好みで、マヨネーズやケチャップをかけていただきます。上の写真のようにソーセージが上に載ったものもあり。
尚、ファストフード店などで、メインのつけ合わせにライス or 麺を選べる場合、麺を選ぶとこれが出てきます。
こうして見てみると、興味深い事に日本から遠く離れていながらも、どことなく日本食に通ずるところのあるボリビア料理の品々。
ボリビアを訪れた際は、絶景で心を満たすだけではなく、日本ではなかなか食べることのできないそんなボリビア料理に舌鼓を打ち、お腹も満たしてみてはいかがでしょうか。