こんにちは、ほびとです!!
今日は世界遺産ブルーマウンテンズ(Blue Mountains)。北はクイーンズランド州から南はビクトリア州まで約4000kmも続く、グレートディバイディングレンジ山脈の一角で、シドニー屈指の景勝地としてユネスコ世界遺産にも登録されています。山脈の高さは1000m級なんですが、これが4000kmも続くってのはスゴイですよね。
まずは行き方から。ブルーマウンテン(Blue Mountains)へはシドニーのセントラル駅からカトゥンバ駅(Katoomba)まで行くことから始まります。シドニー市内の駅で往復の電車代とカトゥンバ駅からの周遊バス乗り放題がセットになったパスも販売しているんですが、カトゥンバ駅からブルーマウンテンズで有名なエコーポイントまでおよそ1.5km。歩くのが好きな方でしたら苦にならない距離だと思います。
カトゥンバ駅までの所要時間は約2時間。意外と遠いんですよね。変わる景色を眺めながら、カトゥンバ駅に到着!!
シドニーでパスを買った方は出て右側のこちらで周遊バスのチケットをもらうことができます。
そして頑張って歩こう!!という方…駅正面の道路を渡って、カトゥンバストリート(Katoomba St)を進んでいきます。
※真夏だからといって侮るでなかれ。朝はかなり冷え込むので、羽織るものを持っていくことを強くお勧めします。
進んでいくと、あちこちに案内板があるので迷う事もなく、
ただ、エコー・ポイントが近くなるにつれて、視界が悪くなってきました。嫌な予感…。
そしてエコーポイントに到着!!
って何も見えない。やっぱりそうなりますよねー。
似たような時間にやってきたツアー客の方々の中にはこの景色だけ見て残念そうに帰っていった方もいました。
が、そこは自由気ままな自力旅!!時間はあるので待ってみると。
1時間以上経って、
見えた!!これがかの有名なスリーシスターズ(The Three Sisters)です。
このスリーシスターズにはアボリジニの伝説が諸説あるのでここでは2パターンご紹介。
? 昔、この地方に魔王が住んでいて、ある日その魔王が3人の美しい姉妹を連れてくるように命じます。それを気の毒に思った魔術師(父親の説もあり。)がその場を逃れられるように姉妹を岩の姿に変え、ほとぼりが冷めた頃、元に戻そうと思ったのですが、それが魔王にばれてしまい、魔術師を殺害…そして姉妹は岩から戻る事ができなくなってしまった。
? 昔、この地域に住んでいた美しい3姉妹が、山の向こうに住む魔物に捕らわれそうになります。それに気付いた祈祷師の父は、娘たちを岩の姿に変え守り、自分自身をコトドリに変え岩穴の中へ隠れました。しかしコトドリになった父は、途中で魔法の杖を落としてしまい、自分自身も娘たちももとに戻せなくなってしまった。
要は魔法で岩の形になった3姉妹が何らかのトラブルで戻れなくなってしまったという話です。この話は前にホームステイしていた際にホストマザーが教えてくれたものなので、どこまで信憑性があることやら…。
曇ってるお陰か真下には自分の影を囲むように虹が!!これはちょっと良いことありそうな。
最終的には晴れて、くっきり見えました!!よかったよかった。
時間のある、自力旅の方におすすめのアクティビティが、トレッキングコース!!この周辺には気軽にできるものから本格的なものまでいくつかのトレッキングコースが存在します。今日はその中でも難易度の低いシーニックワールドまで行くコースです。
眺めのいいコースはほとんど起伏もなく…。
こちらはブルーマウンテンズで有名な滝!!
歩きやすいのでなかなかいいです。
1時間ぐらいでシーニックワールドに到着!!
シーニックワールドとは2本のロープウェイ、ケーブルカー、簡単なトレッキングコースが完備されたテーマパークで、それらに乗ってブルーマウンテンの雄大な景色を見れるというもの。行った人によるとそれなりに素晴らしいようですが、今回は中に入りませんでした。
そしてカトゥンバ駅まで戻って行く訳ですが…
世界遺産のブルーマウンテンには多くのツアーがあります。中には鍾乳洞とセットになったものなどもあるので、効率よく回りたい方にはツアーもおすすめです!!