17世紀後半、イギリスではコーヒーハウスが流行し、コーヒーやお茶、ココアなどを飲むことができました。ロンドンのビジネス街バンク界隈にも当時コーヒーハウスがあり、健康によい飲み物としてお茶が飲まれていました。
中でも有名なのがロイズ。コーヒーハウスでの情報交換から世界初の保険会社(再保険の会社)として発展しました。
近代的なビルの1階には
「商人たちが300年以上前にエドワード・ロイズのコーヒーショップで船に保険をかけることに出会って以来、ビジネスの方法が変わった。」と書いてあります。
ガラス張りのところに文字が書かれていて、写真にはほとんど映らなかったのが残念だったですが…。
ロイズのグッズが売っているショップやシャンパンバーは一般の人も利用できます。
ビルの中にはロイズコーヒーハウスという社員食堂のようなカフェテリアがあり、受付で聞いてみましたが、関係者のみとのこと。カフェを探していたところ、ロイズ側の入口から入れるスターバックスを発見。ラテをいただきました♪
イギリスではEUの統合により人の流れが変わり、コーヒーのチェーン店が増えたといいます。バンク周辺は他の観光地と違い、ビジネスパーソンたちの日常を垣間見ることができます。イングランド銀行の博物館見学とともにバンク周辺を散策してみてはいかがでしょうか?
【データ】
ロイズ本社ビル
住所:One Lime Street , London
藤井 敬子
民放地方局アナウンサー退職後、大学院で持続可能な開発を学ぶ。西アフリカや東南アジアでのフィールド経験から、「紅茶」が女性の就業支援や地球環境保全に役立つことを発見!英国紅茶文化や世界中の紅茶情報を発信中!