市場として130年もの歴史を持つクイーン・ヴィクトリア・マーケット(Queen Victoria Market)。
メルボルン市民の台所として肉や野菜といった食材が扱われているのはもちろん、現在ではお土産や雑貨まで揃うマーケットとして知られています。
クイーン・ヴィクトリア・マーケットをざっくり分けると3カ所になります。
クリーム色の建物のホール(Hall)と屋根付きオープンエアのシェッド(Shed)です。
他に周囲を取り囲むように商店街が並ぶショップ(Shops) があります。
今回は主に「生活雑貨」や「お土産」などを扱うショップが立ち並ぶシェッドについてお伝えします。
ここで気をつけなくてはいけないことがいくつかあります。
1.週末はかなり混雑するので、他の観光スポット同様に手回品には注意する。
2.ショップによっては支払いはカード不可、現金のみとなっています。
※ATMはマーケット内に数カ所、外貨引き落とし可能のカードのみ使用できます。
3.買い物袋に入れてくれない店も多いので、マイバッグ持参を推奨です。
※持ってきてない場合は、ウールワース(woolworth)やコールス(Coles)などのスーパーのレジ付近で$1〜3ほどで売っているので調達しておいた方が無難です。
コアラのクリップ、キーホルダーやマグネット、スーベニアカップ、国旗をあしらったアイテム、文房具などなど。
買う買わないは別にしても、オーストラリアっぽい定番のスーベニアアイテムの基本はまとめ買い。
例えばキーホルダー3個で$10(約850円)など、よそと比べるとかなり安く手に入ります。
革製品、ウール製品なども多くみかけますが、中にはオーストラリア製ではないものも多くあります。
気になった場合はきちんと聞いてみることも必要です。
人気はウールの敷物やクッションなどのようです。皮とウールで作られた椅子などに敷くサイズの場合、$30〜50ほどが多いようです。
安いだけではなく、最近はオーガニックの化粧品なども見かけます。またオパールやジュエリーなどのショップもあるので、のぞいてみるのもいいかもしれません。
メルボルンの天気は1年を通じて、あるいは1日の中でも寒暖の差が激しいことも多いです。
ジャージやセーターあるいはTシャツなど調節のための衣類などを買うのもよい思い出になりそうですね。
物価の高いメルボルンにあって、基本的に本当に安く様々なものが手に入ります。
でも中には割高だったり、さほどお得感がない品もあるので「ここでしか買えなそう」なアイテムを狙ってみましょう。
正直言ってしまうと売っているものがちょっと安物ばっかりと思ってしまう人も中にはいるかもしれません。でも高級品はマイヤー(Myer)などデパートにたくさん売っています。
なので「探検」あるいは「探訪」といったいった感じでクイーン・ヴィクトリア・マーケットを訪れるのが楽しむコツだと思います。
【データ】
クイーン・ヴィクトリア・マーケット(Queen Victoria Market)
住所:Corner of Victoria St and Elizabeth St, Melbourne VIC 3000
電話:(03) 9320 5822
Web:http://www.qvm.com.au/
営業時間:火・木曜日( 6:00〜14:00)、金曜日( 6:00〜17:00)、土曜日(6:00〜15:00)、日 曜日(6:00〜16:00)
定休日:月・水曜日、一部の祝日
内部の地図(PDF)はこちら→http://www.qvm.com.au/wp-content/uploads/2013/09/QVMMarketMap_24Sep2013.pdf
アクセス:無料トラムのシティ・サークル(City Circle)→ラ・トローブ・ストリートとエリザベス・ストリート(La Trobe and Elizabeth Streets)の角で降車。北の方角へ徒歩すぐ。電車→メルボルン・セントラル駅(Melbourne Central Station)のエリザベス・ストリート出口、もしくはフラッグスタッフ駅(Flagstaff Station)下車徒歩すぐ。徒歩→約25分。フリンダース・ストリート駅(Flinders Street Station)からエリザベス・ストリート(Elizabeth Streets)で北へ約1.7kmほど
逗子 マリナ
広告代理店、コミュニティ紙の取材記者、その後フリーランスへ。雑誌ライター、ムック本コピーライターの他、現在は主にWebを中心に寄稿。今まで訪れた国は約30カ国。アメリカ、オーストラリアと海外在住歴はのべ8年。現在はクアラルンプール在住。旅は寄り道や偶然に発見が多いので自分で車を運転していくのが好き。