こんにちは!今回はシンガポールのローカルフードをご紹介します。
まずは、屋台の定番サテーです。鶏肉や牛肉を香辛料の入ったタレに漬け込み、焼いたもので、日本の焼き鳥によく似ています。
左側の辛そうなタレは、実はココナッツ風味で甘く、南の国の焼き鳥といった感じです。マレーシアなどでもよく食べられている料理で、マレー系住民も暮らすシンガポールでも普通に食べることができます。
程よい香辛料の香りと甘いタレが食欲をそそり、言わずもがなビールにもよく合います!
こちらは、フードコート内ではないのですが、メトロの駅に隣接されている小さな屋台で買った焼きそば?のようなものです。ここでも麺の種類を選ぶことができます。太い米麺が甘辛いタレによく絡み、安価な割に満足度の高い一品でした。
こういったように、名前もないようなローカルフードが、街中にはたくさんあります。
そして、シンガポールならではの温かいデザート、ホットスイーツです。中華系が人口の約7割を占めるシンガポール。そんな中華系の人々は、冷たいものを食べるということを嫌います。その傾向は一部のデザートにも反映されるようで、常夏のシンガポールで温かいデザートを楽しむことができるのです。
最初は、こんなに暑いのに温かいデザートなんて...と思っていましたが、これがまた美味しく、食べ過ぎてお腹を冷やすこともないので、体にも良いんです。
上段は、芋を練ったものに、フルーツを散りばめたもので、似たようなデザートがたくさんあり、レパートリーも様々です。甘すぎず、素朴な味わいです。
右側の黒いスープなようなものは、実は、黒ごまのペーストで「ブラックセサミペースト」と言います。程よくとろみのあるペーストは暖かく、自然な味わいです。「ウォールナッツペースト」というナッツでできたペーストもあるのですが、そちらはピーナッツ色で、より甘みがあります。
他にも、美味しいローカルフードがたくさん。
シンガポールは東南アジアの中でも衛生的な国で、多くのフードコートは上記の写真のように、半屋外になっていますが、タイやカンボジアの屋台に比べると小綺麗な印象を受けます。それでも、異国でいきなり屋台というのは、躊躇してしまうかもしれません。
そんな時は、ショッピングモール内にある屋内フードコートを利用してみて下さい。冷房も効いてますし、衛生面も心配ありません。加えて、食べることが大好きなシンガポール人、モール内のフードコートには、多くの有名店が軒を連ねています。値段を若干上がりますが、レストランではないので、気軽に楽しむことができますよ。
様々な人種が暮らし、それ故に多種多彩なレパートリーを持つシンガポールのローカルフード。ご旅行の際は、ぜひぜひオススメです。