ミャンマー観光の目玉といえば、お寺(パゴダ)巡りです。日本の大乗仏教とは違い、ミャンマーは上座部仏教なので、お寺の趣きもかなり変わっています。
ヤンゴンには、シュエダゴン・パゴダというミャンマー仏教の総本山ともいえる有名なお寺があり、観光客も地元の人もたくさん訪れていますが、今回は穴場のパゴダをご紹介しましょう。
この金ピカ大仏様は、ヤンゴンの北部、ダウンタウンからだと車で40〜50分のところにある、マハ・カイン・ティッサー・シン(Maha Kyein Thitsar Shin)というパゴダです。
ダウンタウンからタクシーに乗って空港へ向かう途中、かなり遠くからだったのですが、仏様の頭が見えて、あれは一体なに?ということで調べてみました。ミャンマー人たちの間でも、地元の人か、もしくは余程の敬虔な信者でないと知られていないようです。
こちらのパゴダはまだ新しく、2009年に完成。ミャンマーの西部、ラカイン州のスタイルの大仏様だそうです。高さは39メートルで、2階建ての建物の上に座っていらっしゃいます。
この2階建ての建物の中では、信者のみなさんが僧侶の説法を聞いたり、瞑想をしたりしています。信者でなくても見学ができますので、中に入ってみてください。ミャンマーのひとびとが熱心にお勤めをしている姿を見ることができますよ。
入場料はありませんが、気持ちでお布施を納めましょう。
【データ】
マハ・カイン・ティッサー・シン(Maha Kyein Thitsar Shin)
住所:Thu-nan-dar street, (Ta-talin-gyat) Ward, North Okkalapa township, Yangon
キャサリン
香港・マカオ・広東省などで十数年過ごしたあと、2012年よりミャンマーのヤンゴン在住。初海外旅行は、まだソ連時代にシベリア鉄道で大陸を横断したこと。ミャンマーを中心に、近隣のアジア諸国の情報を発信したいと思っております。