前回のグリーンワールドホテルチェーン、スタンダードクラス編に続き、今回はスーペリアクラス編です。3軒のホテルをご紹介します。
スタンダードクラスのホテルより、2泊3日のツアー(2名1室利用)でピークを除くと、だいたい4000円前後高くなりますが、十分にその価値があります。
1軒目は、「グリーンワールドホテル建北(洛碁大飯店)」です。南京東路から1区画南に下がった場所にあり、地下鉄の松江南京駅まで徒歩5分程度で行けます。2012年12月にグランドオープンした、新しいホテルです。
重厚感のある縦に長いロビー。
ロビーの上に、中2階のようなスペースがあり、宿泊客は自由に使うことができます。無料で利用できるパソコンも設置されています。
ツインベッドルームです。約30平米あり、ゆったりと過ごせます。
ベッドが3つ入った、トリプルルームです。3つとも通常のベッドですから、誰がエキストラベッドで寝るかでもめる事もありません。
バスルームも広めにスペースがとられており、設備も整っています。
トイレは全室、ウォシュレット完備です。コントローラーは壁に設置されています。
バスルームには、テレビが設置されています。客室によっては窓も付いています。
客室内には、セーフティーボックス、コーヒー・お茶セット、湯沸しポット、無料のミネラルウォーターなどの備品がそろっています。冷蔵庫は空で自由に使えます。バスアメニティーは、シャンプー、リンス、コンディショナー、バスジェルの他、歯ブラシ、シャワーキャップ、髭剃りなどがあります。
おしゃれな雰囲気の朝食会場。朝食時以外は、宿泊客に開放されており、自由に使うことができます。
グリーンワールドホテル建北には、「グリーンワールドキッチン」というレストランが入っています。シーフードのお店で、高級海鮮料理が楽しめます。少々お値段は高めですが、味は確かです。
2軒目は「グリーンワールドホテルステーション(洛碁駅大飯店)」です。台北駅から徒歩10分程度の場所にあります。2014年12月にオープンしたばかりのホテルです。
お洒落な雰囲気のゆったりとしたロビー。
新しいホテルだけあって、清潔感があり、すっきりとしたデザインの客室です。25?と、グリーンワールドホテル建北よりはやや狭いのですが、デザインのせいかゆったりとした感じを受けます。
こちらのホテルもトリプルルームがあります。
大理石造りの、豪華なバスルームです。バスタブの横にシャワーブースがあります。バスタブの脇にはテレビが設置されています。もちろんトイレはウォシュレット付です。
客室内の備品、バスルームのアメニティーは、グリーンワールドホテル建北とほぼ同じです。必要なものは一通りそろっており、不便を感じることはありません。
広々とした朝食会場。朝食時以外は、宿泊客に開放されており、コーヒーやジュースは常時用意されています。
無料で使えるパソコンルームもあります。
館内にコインランドリーがあり、長期滞在者にも便利です。
最後は、「グリーンワールドホテル南京(洛碁南京大飯店)」です。前出のグリーンワールドホテル建北のすぐ近くにあり、地下鉄松江南京駅から徒歩6分程度の場所にあります。2015年5月にソフトオープンした新しいホテルです。
客室は、大きな窓があり明るく、デザインもおしゃれです。
バスルームは、とてもゆったりしています。洗面台がとても広く、使いやすいです。
トイレは、ウォシュレット付です。
バスタブが広く、ゆったりと浸かれます。テレビも付いています。シャワーブースはバスタブの横にあり、ハンドシャワーとレインシャワーの切り替えができます。
今回、ご紹介したホテルの中では、備品に関してもこのホテルが一番豪華です。セーフティーボックスは、引出の中に納まっており、かなり大きなものでも入るサイズです。バスルームのアメニティーも洗面台横の引出の中に、きれいに収まっています。
朝食会場は2階にあります。
今回ご紹介した3軒は、観光で利用してもビジネスで利用しても快適に過ごせ、お値段もリーズナブルで利用価値の高いホテルです。いずれのホテルも日本語が通じます。台北駅付近、南京東路沿いと立地もよく、どこに行くのにも便利です。
値段重視でホテルは寝るだけと割り切る方は、前回ご紹介したエコノミー・スタンダードクラスのホテル、ホテルでゆったり過ごしたいという方には、今回ご紹介したスーペリアクラスのホテルがおすすめです。
阿部 吾郎
24年間旅行会社に勤務した後、2013年に独立し「トラベルガイド株式会社」を設立。「人がそこに行きたくなる写真」をテーマに国内外で写真撮影を行っている。同社が運営するマレーシアの旅行情報サイト、トラベルガイド・マレーシアにも自身で撮影した写真が多数使われている。その他、旅行写真素材の販売、旅行記事の執筆、旅行会社へのコンサルティングなどを手掛る。最近はマレーシアに年4~5回程度渡航。その他、旅行会社時代の経験も含め得意な方面は、台湾、香港、マカオ、シンガポール、アイスランドなど。