オクトーバーフェストやその他ミュンヘンのお祭りに欠かせない甘いパンがあります。シュマルツヌーデル(Schmalznudel＜Schmalz=油っぽい、nudel=麺の意味＞）と言い、油で揚げて砂糖をまぶすだけのシンプルな揚げパン。パン1個自体は軽く感じるのですが、油を吸っているため胃に重く来ます。
このお菓子、普段は少し冷めてしまったものを食べるのですが、このカフェでは目の前で揚げてくれて、そのまま揚げたてが食べられます。
マリエン広場(Marienplatz)から小道を入って約300メートルほどの好立地に位置するこのカフェは、この甘いシュマルツヌーデルを求める客でいつも満員。外に設置されている席も、真冬でも満席な時があるほど大人気です。
実はこのカフェ、ミュンヘン地元民だけではなく、観光客にも大人気。
しかしながら、なぜか日本人には有名でないと見えて、多国籍の客の中に日本人の姿は見当たらず。
それならば、皆様、このコラムを読んだからには是非行こうではありませんか。
こんな名店を逃してしまってはもったいないです。
値段は1つ€1.9ユーロと大変お手頃。食べ歩きが出来るのも大きな特徴です。
ただし、揚げたては熱いので、気をつけてくださいね。
また、店員さんは英語も出来ますので、安心して購入が出来ます。
それでは、いただきます!
【データ】
店名：カフェ・フリッシュフート（Cafe Frischhut）
住所：Prälat-Zistl-Str. 8, 80331, München
営業時間：月〜金曜日（7:00〜18:00）、土曜日（5:00〜17:00）
休み・日曜日、祝祭日
最寄駅：マリエン広場駅（Marienplatz)
カーリー
2013年10月にミュンヘンに語学留学。ミュンヘンを選んだ理由は、祖父の話に憧れて。日本で長年苦しんでいた花粉症が、ミュンヘンに来てから発症していないという奇跡（？）の変化にミュンヘン在住を決めた。趣味は読書で、読みたい本が本棚に入りきらず散乱しているのが悩みの種。
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