リンゴの街としてアメリカで有名な、ジュリアン(Julian)。
何度行っても、また行きたい!と思ってしまう、素敵な街です。
その理由はなんといっても、街の雰囲気と、アップルパイ!
サンディエゴダウンタウンからは車で北に1時間半ほどのところにあります。
秋には街の木にりんごがなり、頑張って木によじ登って取ろうとする人の姿が見られることもあります。
11月の後半には、街はすっかりクリスマスモード。街は可愛らしく飾られます。
雑貨屋さんでは、クリスマスグッズがたくさん売っていました。
可愛らしい雑貨屋さんでは、オシャレであまり目にしたことがないキッチン用品などが並び、ついついお買い物したくなってしまいます。
木彫りのリスの置物、くまの形のパンケーキの焼き型などもあり、つい衝動買いしてしまいました。
そしてここに来たらぜひ試していただきたいのが、アップルパイ。
いくつかあるアップルパイ屋さんの中でも、
私のお気に入りは、1986年からアップルパイを販売している老舗、「ジュリアン・パイ・カンパニー(JULIAN PIE COMPANY)」です。
可愛らしい暖かな雰囲気の店内に入ると、常に、美味しいアップルパイを求めて並ぶ人たちの小さな行列が出来ています。とはいえ提供されるスピードが速いので、待ち時間はそこまで長くありません。
まず土台のアップルパイを選んで、シナモンかバニラのアイスクリーム、シナモンソースなどをトッピングを選ぶことができます。
今回は「ナチュラル・アップル(Natural Apple)」という、砂糖不使用のパイ、「キャラメル・アップル・ダッチ(Caramel Apple Dutch)」というパイのアイスクリームのせと、「アップル・ナッツ・マフィン(Apple Nut Muffin)」を注文しました。
お味は、砂糖不使用の「ナチュラル・アップル」でもしっかり甘くて、とっても美味しいです。シナモンが効いていて、いい香り…♪「キャラメル・アップル・ダッチ」は、キャラメルの風味が広がって、幸せな味でした。
生地の感じは、層になった折込タイプのパイ(サクサクした軽いタイプ)ではなく練りこみタイプのパイ(ホロホロしたクッキーのようなタイプ)に近いようです。日本でよく売られているタイプのアップルパイとはまた違う、ホロホロとした食感と濃厚な味わいが楽しめます。
さらに歩くと、ドライフルーツやお菓子がたくさん売っているお店がありました。
店先ではリンゴを売っていたので、購入。店員さんに黄色いりんごと青いりんご、どちらがおすすめか聞いたところ、「黄色いやつの方が甘くておすすめ!」とのことでした。ここでりんごを買って、食後のデザートにするのもいいですね。
そのほかにも古本屋さんや、ステーキハウスなどもありました。
いろいろなお店が並んでいるので、ゆっくりのんびりと街を歩くのがお勧めです。
街を歩くだけで、とても楽しい気分になれる素敵なりんごの街。
リンゴやアップルパイが好きな方には、特にぜひ一度行っていただきたい場所です。
【データ】
店名:ジュリアン・パイカンパニー(Julian Pie Company)
住所:2225 Main St, Julian, CA 92036
Tel :760-765-2449
営業時間:月〜日曜日( 9:00〜17:00)
URL :http://julianpie.com