この日のクライマックス。
インレー湖で見るサンセットツアー。
湖のほとりに行くとたくさんのツアー会社が声をかけてくる。値段は交渉しだいなので、値段交渉がうまい人はここが腕の見せ所である。
私たちは、はじめ5ドルを提示されたが、値切り交渉の末2人で3ドル程で参加できた。
船は、私と友人の2人と、船をこぐガイド1名の合計3名。まずは湖の中央に向かって船を進める。日がまだ高かったこともあり、湖畔で生活している地元住民「インター族」の生活を垣間見ることもできた。
少し湖が広がったところで、釣りをしているインター族に出会うことができた。
彼らはカヌー形のボートに乗り、足を使ってボートを進めるという独特な方法でボートを進める。これは、水面の水草が多いインレー湖で遠くを見渡しながら漁をするためだといわれている。また、両手が使えるため漁がやりやすい。
ちなみにボートが近づき、ポーズをとったインター族を撮影すると、チップをせがまれますので注意。
インター族を通り過ぎ、ボートはどんどん湖の中心へ向かいます。
なお、私たちがミャンマーを訪れたのは12月。ヤンゴンやバガンはそうでもなかったのですが、インレー湖に関しては、標高が900メートルに位置しているということもありかなり肌寒かったです。ボートの上にいるときはなおさら風をさえぎるものがなかったので、暖かい格好での乗船をお勧めします。
ついに目的の場所に到着。回りは何もなく。他の観光客が乗ったボートもはるか遠くに見えます。
しかしここで、サンセットよりもかなり早く到着してしまったため、ガイドは寝てしまいました。私たちも40分ほど時間をつぶしました。
そして待ちに待ったサンセット。オレンジ色の太陽がインレー湖の先にある山脈に吸い込まれていきます。周りは静まり返り、ボートに当たる波の音がチャポンチャポンと聞こえるだけでした。貸しきり状態のボートから見るサンセットは、それはそれは贅沢なものでした。
そしてついに目的の場所に到着。回りは何もなく。他の観光客が乗ったボートもはるか遠くに見えます。
しかしここで、サンセットよりもかなり早く到着してしまったため、ガイドさんは寝てしまいました。私たちも40分ほど時間をつぶしました。
サンセットを見るときは、周りのボートもストップし、聞こえるのはチャプンチャプンという波がボートに当たる音だけです。このような経験もあまりないのでとても感動しました。とても平和な気分になり、その神秘的な夕日をずっと眺めてしまいました。
なお、サンセットが終わるとあたりが暗くならないうちにと、ボートは速度を上げて陸地に戻ります。少々の水しぶきは覚悟したほうがいいかもしれません。
しかし、このような人工的な音のない中で見るサンセットは本当に感動します。ミャンマーに行った際にはインレー湖はマストです!
みみごん
旅行が大好きな関西人。学生時代に知った、「バックパッカー」スタイルの旅行がメインです。日本在住のため、日本からも訪れやすい国や地域の情報発信をしていきます!