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グアテマラ・キリスト教の聖週間「セマナサンタ」を体験しよう

   
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仮装した人々が、連日町を練り歩きます

Hola! 日本人である我々は、普段、宗教についてあまり深く考える機会はありませんが、キリスト教を信仰している国々、その中でもスペインや、その文化を色濃く残している中南米の国々では、「セマナサンタ」という、キリストの復活にちなんだお祭りが、毎年約1週間催されます。

今回は、中米グアテマラのアンティグアという観光地のセマナサンタをご紹介します。

町のいたる道路に、大きなペイントが描かれます
ペイントの土台を作っているところ

アンティグアは、一年中春のような穏やかで過ごしやすい気候と、格安のスペイン語留学で有名な観光地です。(私が2011年に2週間スペイン語学校に行った時は、1日4時間のマンツーマンレッスンを月〜金の週5回で、US80ドルでした)

さて、セマナサンタですが、キリストが処刑されてから3日目に復活したことを祝うのが「イースター」いわゆる復活祭と呼ばれるものですが、セマナサンタの場合は、キリストが処刑されてから復活するまでの期間を聖週間とし、そこに最も重きを置いています。

見物客で賑わいます

ですので、処刑されたキリストを大きな棺に入れ、仮装をした人々が担いで町を練り歩くというイベントが、連日に渡って催されます。

当時のエルサレム住民の衣装を真似ているそうです

この紫色の衣装にも理由があり、当時、エルサレムは住んでいる地区ごとに服の色が決められていました。そんな中、キリストと最も関連の深い「ナザレ」という地区の色が紫であったことに由来しているそうです。

子供達も参加します

セマナサンタの期間は、町中がお祭りの雰囲気に包み込まれ、現地の人々のウキウキとした気持ちが伝わってくるようです。
また、路上のペインティグやキリストを運ぶ棺なども手作り感があり、祭としての規模は大きいのですが、どこか素朴な雰囲気があって、そんなところも魅力の一つです。

練り歩きは夜まで続きます
手作り感満載のキリスト像

ちなみに、セマナサンタ開催の期間は、毎年微妙に異なり、2015年は、3月29日〜4月4日までの一週間だったようです。
過去のデータを見ると、どの年も3月〜4月に開催されているので、事前に日程を調べておくことをオススメします。

町自体もコロニアル調で魅力があります

【データ】
アンティグアへの行き方:グアテマラシティの空港から、タクシーを利用するか、シャトルバスも運行されています。所要約1時間

Ryyyu

Ryyyu
東京都出身、東京都在住。会社員。2010年に当時勤めていた会社を退職し、世界各国を旅する。 現在、都内の会社で働きながら、旅行記を作成中。よろしければご覧下さい。
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