![コンクリート打ち放しに代表されるネオ・ブルータリズム建築様式](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15092908314725350.2.jpg)
ロンドン金融街・シティの一角にあるバービカン・センター。第二次世界大戦で爆撃された地区を再開発して、エリザベス2世女王が「国民へのプレゼント」として正式オープンしたのは、1982年の事でした。
劇場、コンサート・ホール、映画館、アート・ギャラリー、図書館、会議室、商業展示会場、レストラン&バーなどを擁する複合芸術施設です。
![バービカン・センター正面入り口](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15092908314729856..jpg)
ここはBBC交響楽団とロンドン交響楽団という2大オーケストラの本拠地でもあるから、クラシック音楽を中心にほぼ連日のようにコンサートが催されているんですよ。
ロンドン滞在中に日程の都合がつけば、世界トップクラスの演奏に酔いしれるのも素敵ですよね♪
![コンサートが始まっても会場外に残る人たちがいる理由は・・・?](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15092908314732518.7..jpg)
とはいえ満員御礼だったり、チケット代に見合うほどには好きな演目や奏者・指揮者じゃなかったり、そもそも2時間半は優にかかる演奏会は時間的に少々ムリがあるなぁ〜という場合も、ありますよね。笑
そんな方にお勧めなのが、この場外でのモニター付き無料鑑賞です。
![壁の向こうで行われている演奏会をライブで視聴!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15092908314735144.9..jpg)
クラシック音楽のコンサートならば殆ど、こうして無料鑑賞が出来るんですよ〜。(ジャズやロックなど現代ミュージックは、著作権の関係でムリですが・・・)スピーカーの性能も良いし、なかなか洒落た計らいだと思います!
それに会場内と違って、自由に出入りが出来ますから・・・前半のメンデルスゾーンとベートーベンは聴いて、後半のシューベルトとハイドンはパスして帰るとか、フレキシブルに時間調整できるのも便利。
![飲み物やスナック程度の軽食も購入可能](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15092908314738022.8..jpg)
モニター画面を熱心に見ながら演奏に聴き惚れる人もいれば、近くのテーブルでパソコンや読書をしながらBGM的に聴いている人もいて、活用法は様々です。
コンサートの休憩時間までは会場内のカフェやバーも営業していますから・・・ドリンク片手に鑑賞すれば、気分は名曲喫茶のライブ版?!クラシック好きには、正に聞き捨てならない穴場だと思いますー♪
【データ】
バービカン・センター(Barbican Centre)
住所:Silk Street, London EC2Y 8DS
Tel:020-7638-8891
URL:https://www.barbican.org.uk/
最寄駅:バービカン、セント・ポール、ムーアゲイト
![小野 雅子](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/58.jpg)
小野 雅子
ロンドン西郊外に住む会社員、職場はヒースロー空港周辺です。在英20年以上の経験値を発揮して、初めてイギリスへいらっしゃる方にも興味深く分かりやすいロンドン観光&生活ガイドとしてお役に立てれば…と思います。個人ブログ「ロンパラ!」はこちら♪