日本人の観光リゾート地として不動の人気を誇るグアム。小さい子供がいる家庭では飛行機に乗っている時間は比較的短くてぐずる心配もあまりなく、海外良好初体験としても適度に日本っぽい所があって安心。いろんなニーズに応えられるグアムは日本人にとってやっぱり究極のリゾート地。
そしてそこに「MADE IN GUAMのビール」があり、しかも日本人ご夫婦が作っているってあまり知られていないかも。
チャモロ語で、喜び・幸せの意味の 「ミナゴフ(MINAGOF)」グアム唯一のクラフトビール。ノースウエストプラザという見逃してしまうくらいのエリアの一角。
ここが醸造所。仕込み、発酵、熟成、充填まで全てここで行うそうで、本当に狭い場所(失礼)狭さに驚いてしまったけど、眩しいくらい明るく清潔な醸造所。
小さな醸造所の隅っこに手作りした冷蔵庫があって保管していた。2010年にオープンして、翌年の東日本大震災の復興支援として、サンディエゴ(San Diego)のストーン(Stone Brewing Co) 等とのコラボ、煎茶IPA(Japanese Green Tea IPA)を一度作ったそうです。 テイスティングしたかったのですが、 スモークド・ポーター(Smoked Porter)という黒ビールをいただきました。 勿論、この時は定番の ペール・エール(Pale Ale) と IPA もテイスティングさせていただき、ホップの効いたちょっとフルーティ(柑橘系)な美味しいビール。
サンディエゴで修行を積んだ後、一旦日本に帰り、ただいまグアムで美味いビールを作っている石井夫妻。ミネラルたっぷりのグアムの水は、エール(Ale)に向いているそうで、ホップはアメリカ本土を中心に仕入れ発酵、熟成期間を含め約2〜3週間でできるそうです。かつては米軍関係(上層部)の方が中心のマーケットだったのが、料理と一緒に楽しめるという事で現在はグアム内13ヶ所のレストランで飲めるようになってます。
32ozの瓶はカラになったら詰め替えてくれるそうですよ。 石井さんは、「出来たてがやっぱり一番だから、またグアムに遊びに(飲みに)来てくださいね。」とニッコリ。 傍でトシ石井さんが「北カリフォルニアにうまいブリュワリーあるから今度行ってごらん。」と教えてくれたのが、ロシアンリバーブリューリング(Russian River Brewing Co )なんと家から2時間もあれば行けちゃう所だった。
近年、グアムのレストランのレベルはどんどん高くなっています。美味しい料理にはやはり美味しい飲み物。ミナゴフを発見したおかげで、食事の楽しみが増えました。
【Minagof(ミナゴフ)】
住所 102 Southwest Plaza 458 South Marine Corp Dr Tamuning Guam
電話 671-487-0868
http://ishiibrew.com
https://www.facebook.com/Minagof-Beer-242617775808106/timeline/
醸造所訪問は、土曜日の午後1時~6時。(他の日時は要予約で日曜日は休み)
トシさんお勧め ビール醸造所@カリフォルニア州
【ストーンブリューリング・サンディエゴ(Stone Brewing Co /San Diego)】
URL:http://www.stonebrewing.com
【ロシアンリバーブリューリング・サンタロサ(Russian River Brewing Co /Santa Rosa)】
URL:http://russianriverbrewing.com
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ市内小さなアパート在住。未だ修学旅行気分の生活で激変するベイエリアの旬のネタをアナログ的な視点でお届けします。認定フードコーディネーター。好きな事:見物。