スイスの観光旅行で利用する日本人旅行客も多いジュネーブ空港。
「ジュネーブに滞在する間に、スイスの伝統チーズ料理を食べたいのだけど、お店を紹介してください」というリクエストを毎年のようにいただきます。
スイスの伝統チーズ料理と言えば、フォンデュとラクレットがありますが、冬の食べ物なので、通年提供しているレストランは数少ないです。
ジュネーブ駅から徒歩でも行けるこちらのレストランは、フォンデュとラクレットが通年のメニューとして提供されています。
内装もスイスのシャレー(山小屋)風で、観光客うけするレストランです。
うれしいのは、フォンデュもラクレットも一人分から注文ができること。(多くのレストランでは、2人前から注文できるようになっています。)
フォンデュの味を知っていて、フォンデュのみを食べたいなら良いですが、本場のフォンデュを試してみたい程度でしたら、一人前をシェアするのもいいでしょう。
そして、フォンデュのみならず、ラクレットも試してみたいなら、一人前のラクレットも注文できます。
ラクレットには、写真のように、温かいゆでジャガイモときゅうりと玉ねぎのピクルスが付いてきます。
夕食時には、店内がチーズの匂いでいっぱいになりますが、こちらのレストランでは、チーズが苦手だったり、栄養のバランスを考えてサラダも食べたいという同席者のお腹も満足させてくれます。
いろんな種類のサラダが用意されています。
写真のサラダは、メインコース用の大きいサイズですが、前採用の小さ目サイズもあります。
こちらは白身魚のパーチ(スズキ)で、スイスの典型的な料理です。衣をつけて油で揚げてある場合が多いですが、こちらはフライパンで焼いてあるようでした。
予想以上のお魚の数があり、食べるのが大変でした。
お腹を満足させた後は、レマン湖沿いを散策!も良いのではないでしょうか。
【データ】
店名:オーベルジュ・ドゥ・サヴィエーズ(Restaurant Auberge de Saviese)
住所:20 rue des Pâquis, Genève
Tel:+41 22 732 83 3
URL:http://www.aubergedesaviese.ch/
営業時間:12:00〜23:00
休み:なし
田山 貴子
日本から欧州移住を目指して求職し、スイスの大企業に雇われて2000年2月よりベルン在住。10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業し、幼稚園から高校までのスイスボーディングスクール留学の現地サポートや、スイス在住日本人仲間と【スイス情報.com】としてスイスの生情報の発信、スイスを訪問する企業や観光客のサポートをしている。ご連絡は、こちらへどうぞ。