毎年11月の第4週目になると、ミュンヘンではクリスマスマーケットが始まります。昼はもちろんのこと、夜になると市内のあちこちで行われているマーケットから、グリューワイン(Gluehwein)の香りが漂ってきます。
ミュンヘン市内だけでなく、世界各地から観光客がやってくるこのクリスマスマーケットの素敵な楽しみ方を教えます。
?まずは体を温める!
この時期になると、カール広場(Karlsplatz)の噴水がスケートリンクに早変わりします。さほど大きくはないのですが、街の真ん中で様々な色のライトに照らされるスケートリンクはこの時期ならではの物。まずはここで冷えた体を温めるのがお薦め。スケートしている人を見ることのできる物見台もすぐ傍にあり、もちろん滑れない人でも楽しめます。
?中世の世界を再現したクリスマスマーケットに行く!
マリエン広場(Marienplatz)とカール広場の間にまたがるクリスマスマーケットは非常に有名ですが、穴場なのはヴィッテルスバッハ広場(Wittelsbachplatz)で行われている中世風クリスマスマーケット。売り子たちが中世の格好をしていたり、アンティークが売られていたりします。
?木々に囲まれたクリスマスマーケットなら、英国庭園へ。
英国庭園内の中国の塔の下で行われているクリスマスマーケットは、自然の中で行われている事もあって、街の中のそれとは雰囲気が異なります。飾りつけも木々を使用した物が多く、流れている音楽も静かで落ち着いた場所となっています。余り観光客が立ち寄らないクリスマスマーケットの1つですが、今年はこちらに来てみてはいかがでしょうか。
もちろん、いつもの大通りのクリスマスマーケットもお薦めです。様々なお酒を使用した飲み物もありますので、是非飲んでみてください。
【データ】
場所:マリエン広場〜カール広場、及びヴィッテルスバッハ広場、英国庭園
営業時間:10:00〜21:00
最寄駅:S Bahn/U BahnでKarlsplatz駅。英国庭園のみ、U BahnでOdeonsplatz