「地上の楽園」と称される美しいドブロブニクの町。
テレビやガイドブックで目にしてから、いつかあの景色を見るために訪れてみたい...と憧れている方も多いのではないでしょうか?
よくガイドブックや雑誌で目にする、ドブロブニクのあの景色...
「街に行って見たものの、どこから撮られたものなのかわからなかった」という残念な声を時々耳にします。
そこで今回は、せっかく遥々ドブロブニクへお越しいただくからにはぜひ立ち寄っていただきたい、絶景スポットを6つお伝えします。
●城壁
ドブロブニクを訪れたら絶対に外せない絶景スポットといえば城壁!城壁を歩けばオレンジ色の屋根瓦の街と青いアドリア海を一望でき、まるで空中散歩をしているかのような気分に!特におすすめは山側から見る町の様子。上の写真のように、オレンジ色の屋根瓦と青く輝くアドリア海が一望できますよ!城壁への入場料は100クーナです。
●スルジ山山頂 ケーブルカー乗り場
城壁に続くドブロブニクの絶景スポットといえば、スルジ山の頂上!ケーブルカーでわずか数分。頂上からは素晴らしい街の景色が一望できます。
ケーブルカーの運賃は以下の通り
片道:60クーナ(子供4歳〜12歳は30クーナ)
往復:108クーナ(子供4歳〜12歳は50クーナ)
●スルジ山 登山道
あまり知られていませんが、スルジ山は歩いて上ることができます。旧市街近くの麓から頂上まで徒歩で約1時間半〜2時間。山の斜面をジグザグに走る砂利道を延々と歩きます。どうしてここが絶景スポットなのか...。
それはケーブルカーのケーブルが見えないから!
ケーブルカー乗り場から旧市街の写真を撮ろうと思うと、どうしてもケーブルが視界に入ってしまいますが、山道からならケーブルが見えません。
ただし、かなり本格的なハイキングとなるので、体力に自信のない方にはおすすめできません。
このスポットにご興味のある方は以下どちらかの方法がおすすめです。
1)行はケーブルカーで上り、帰りは徒歩で山を下りる。この際も、歩きやすい靴・服装・お水は必須です!
2)往復ともケーブルカーを利用する。頂上に着いたら、お気に入りの撮影スポットが見つかるまで山道を少し下り、その後また山頂に戻り、ケーブルカーで降りる。
●スルジ山山頂付近の車道
「上の写真のような景色を見たい、写真を撮りたい」という方は、スルジ山山頂までタクシーで行きましょう。山頂に続く車道の途中にいくつか絶景スポットが存在しますが、おすすめは山頂から数百メートル下った地点。筆者のおすすめは日暮れ前に訪れて、ゆっくりと夕焼けに染まる町と海の向こう側に沈む夕日を眺めるひとときです。
タクシーの運転手さんに「山頂付近の絶景スポットで降ろして」と伝えて、絶景を堪能した後は頂上まで徒歩で歩き(約10分程度です)、帰りはケーブルカーで降りましょう。
ちなみに、ケーブルカー乗り場付近からスルジ山山頂までのタクシー運賃の相場は、(山頂までまっすぐに向かった場合)片道で100クーナ程度、往復で200クーナちょっとです。事前に「スルジ山までいくら?」と料金を尋ね、ぼったくりタクシーにはくれぐれもご注意ください!
●空港から旧市街に向かう道中
空港から旧市街に向かう時、あるいは旧市街から空港に向かう時、タクシーを利用しましょう。乗車前に運転手さんに「旧市街が見える絶景スポットに停まってもらえますか?」と一言伝えるだけでOK。"絶景スポット"の場所がわからなくても、運転手さんに"view point of the old city, on the way from the Airport to the old city"と言うと、ちゃんとした運転手さんならわかってくれます。稀にスルジ山に行きたいのかと勘違いして"Ah~! You want to go to the Srd !! (あ〜!スルジ山に行きたいのか!)"と言われることもありますが、その時は「"No,no! Not Srd ! The view point of the old city from the road " 違う、違う!スルジ山じゃなくて、空港から旧市街の道の途中!」と必ず訂正してくださいね。でないと、スルジ山のてっぺんまで連れて行かれますよ...!
それから、ぼったくりにはご注意を。絶景スポットで5分程停泊したとしても、空港=旧市街間のタクシーの乗車運賃は250から、高くても300クーナ程。稀に「途中、停車するなら待ち時間を入れて450クーナくらい」と言う悪質なドライバーもいるので、必ず乗車前に確認してくださいね。
●バニエ・ビーチ
旧市街の東側に広がるバニエ・ビーチ。眺望スポットとして知られるこのビーチからは、ガイドブックや雑誌で目にしたことがある旧市街の景色を望めます。プロチェ門から徒歩わずか5分とアクセスも非常に簡単!「あまりが時間はない」「無料で簡単にアクセスできる絶景スポットに行きたい」という方はぜひ!
以上ドブロブニクの旅の計画にお役立ていただけますと幸いです。
※上記データは2015年9月現在のものです。