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ノスタルジックな雰囲気と人々の活気が共存する国ミャンマー

   
みみごん
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夕焼けも神々しく見せてくれるミャンマーの大地

日本からの直行便で約7時間。
ミャンマーのヤンゴン国際空港に降り立って、まず始めに感じたのは「どこか懐かしい日本の田舎の匂い」である。蚊取り線香のような、少し誇りっぽい匂いが私を出迎えてくれた。
東南アジアでは恒例行事、タクシーの呼び込みが私をくるりと囲み少し高めの値段を提示してくる。長時間のフライトで疲れていたため、友人とともにぼったくりタクシーに吸い込まれる。ゲストハウスの住所を伝えれば、後は運転手にお任せだ。
街では、ミャンマーの民族衣装「ロンジー」を着た人たちが慌しく帰路を急いでいた。女性や子供の顔には強い日差しから皮膚を守るタナカと言われる樹木をすり潰した液体が塗られている。この光景だけで十分ミャンマーに来たことを実感し、翌日からのスケジュールにわくわくする。

日中の市内。寺院(パゴダ)の近くでは人と屋台がごった返している

ホテル到着後は荷物を放り投げて、腹ごしらえへ。タクシーで15分ほど走り観光客向けのレストランへ。ここでは野菜の炒め物と、フライドポークを食べる。4ドルほどの金額でお腹一杯の量だ。ヤンゴン市内では、観光客が多いお店は衛生面で信用ができる。
ゲストハウスへ戻り、バルコニーからヤンゴンの夜景を見る。

ホテルから見たヤンゴン市内。大通りには夜も多くの屋台が並んでいる

他の東南アジアの都市と比べても格段に暗いが、女性が一人で歩いていたりするなど、ヤンゴンの町はとても安全のようだ。
冬のミャンマーは夜風が気持ち良い。少し埃っぽいが、どこかほっとする。まるで祖父母の家に帰省しているような感覚だ。
ゲストハウスに面した大通りの喧騒を聞きながら、翌日からのミャンマー旅行に胸をはせ、眠りにつくのである。

みみごん

みみごん
旅行が大好きな関西人。学生時代に知った、「バックパッカー」スタイルの旅行がメインです。日本在住のため、日本からも訪れやすい国や地域の情報発信をしていきます!

    

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