ウィンザー城へ行ったら、イートン側の散策もぜひ！

ここに最初の城を建てたのは、11世紀の征服王ウィリアム。その後10世紀にも渡って増改築されたウィンザー城は、ロンドンから日帰りで観光できる人気スポットです。

もうすぐ…具体的に言うと2015年9月10日には歴代イギリス王室において在位期間の最長記録を更新するエリザベス2世女王とエディンバラ公が、ここで過ごすのは週末がメインです（公務の多い平日は、ロンドンのバッキンガム宮殿）。

お城の内部は一部が一般公開されているため、年間を通して観光の目玉となっているのも納得です。私も一度入った事があってゴージャスな室内はもちろんですが、公開されているのは一部だけなのに広くて広くて驚いた！という印象があります。

たとえお城の中に入らなくても城下町の雰囲気を味わったり、すぐ近くを流れるテムズ川の遊覧ボートに乗ってみたり、と楽しみ方も色々。

レストラン、カフェ、パブなどの飲食店やお土産などショッピングできるお店も多いから、一日たっぷり過ごせます。でも時間に余裕があれば、テムズにかかる橋を渡ってイートンの町も散策してみませんか？

歴史を感じる建物が連なっていて、趣きたっぷり。アート・ギャラリーやアンティーク・ショップなども多く、ゆっくり見物を兼ねて散策を楽しめます。

由緒ある城下町の景観維持を優先しているから、観光で訪れる者にとっては「古き良き英国」を感じられるところがポイント高いなぁ〜と思います。

ざっと見渡すと目立たないものの、通りにはレストランやカフェなども並びます。しかもウィンザー城周辺のように激混みじゃないので、ゆっくり落ち着いて食事やお茶が出来るのでお勧め！

更に真っすぐ歩いて行けば、名門中の名門パブリック・スクールであるイートン校のチャペルや校舎、それに宿舎の建物が立ち並びます。ウィリアム王子＆ハリー王子もこの学校へ行っていたから、つとに有名ですよね。

ウィンザー城、ひいてはイギリス王室と切っても切れないイートンの町。全体的にはひっそり静かな雰囲気すら漂う佇まいなのに、見応え十分ですから…ゆっくり歩いてみて下さいね！

【データ】
イートン（Eton）
最寄駅：ウィンザー＆イートン・リヴァーサイド（Windsor & Eton Riverside）または、ウィンザー＆イートン・セントラル（Windsor & Eton Central）
ロンドンからの観光ツアーバスも各社・色々あります。