スイス旅行の最終日、チューリッヒ空港に直結したラディソン ブル ホテルに宿泊したことがある方も多いことでしょう。
ホテルロビーの色が変わる塔がトレードマークでしょうか。これ、ワインラックになっているのです。
写真は緑ですが、紫になったりしますよ。
空港内なので、段差もなく、天候に左右されずに徒歩で行くことができてとても便利です。
スイスのインターナショナルボーディングスクールが開催するサマーキャンプを終えて、翌日チューリッヒ空港から日本に帰国する小学生低学年の男の子に同行してラディソン ブル ホテルを利用しました。
お部屋は、スタンダードのダブルルームでしたが、前泊利用だけではもったいないほどの広さです。
2、3個のスーツケースを広げて、最終荷造りをするのに十分のフロアスペースがあります。
スーツケースの重量を計る為なのか、スイス旅行中どれだけ体重が増えたかチェックするためなのか、体重計も用意されていますよ。
写真にはないですが、こちらのお部屋は、シャワーのみでした。
数週間前、ミューレンに滞在していたご年配の方が帰国前日にこのホテルをご利用されたのですが、お部屋にはバスタブがあったそうです。
予約の時にリクエストしておくと良いかもしれませんね。
前泊用の宿泊ですので、ホテルに多くは望みませんが、残念なことが二つありました。
お部屋にはネスプレッソマシンが用意されていたのですが、コーヒーの種類やコーヒークリームに配慮がないのが残念でした。
今回の宿泊は、小学生の男の子と一緒でしたので、コーヒーをいただいたのは、私だけで、2杯いただけたら十分だったのですが、用意されていたコーヒーポッドの内4つがカフェインフリーのコーヒーでした。しかも同じ種類の。
そして、用意されていたクリームは2つだけ。1杯に2つ入れたかったり、2杯以上クリーム入りで飲みたい場合は足りませんよね。
もちろん、ポッドもクリームも持ってくるようにお願いすれば、持って来てくれたでしょうけど、そこまでして欲しいものでもありません。
そして、興味本位で開けてみたアメニティの箱は、空でした。
4つ星のホテルにしては、クリーニングスタッフの目が行き届いていないなと感じました。
そんな中、嬉しい驚きは朝食でした。
空港のホテルなだけに、様々な国の旅行客を満足させなければなりません。
さすがに、アジア料理はなかったですが、品揃えが豊富でしたよ。
一部をご紹介しましょう。
写真にはありませんが、カマンベールのようなソフトチーズや、スモークサーモンもありました。
キッシュ、ベーコン、ソーセージ、ホットケーキです。
最後にこの1枚。
朝食のレストランで使われていた温かい飲み物用のコップですが、湯呑のようだと思いませんか?
何だか、ホッと一息、安らぎを感じました。
総評としては、便利が良く利用価値の高いお勧めのホテルです。
店名:ラディソン ブル ホテル (Radisson Blu Hotel)
住所: Zurich Airport, 8058 Zurich
Tel:+41 44 800 4040
営業時間:24時間
休み:なし
URL:http://www.radissonblu.com/hotel-zurichairport
田山 貴子
日本から欧州移住を目指して求職し、スイスの大企業に雇われて2000年2月よりベルン在住。10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業し、幼稚園から高校までのスイスボーディングスクール留学の現地サポートや、スイス在住日本人仲間と【スイス情報.com】としてスイスの生情報の発信、スイスを訪問する企業や観光客のサポートをしている。ご連絡は、こちらへどうぞ。