台北から高速鉄道で2時間弱で行ける台南は、「台湾の京都」と呼ばれる台湾最古の街です。
オランダ統治時代のお城「赤崁楼」や、台湾最古の孔子廟などの歴史ある名所旧跡も多く、また日本統治時代の建物も数多く残っています。
見どころは本当に多いので、1日ぐらいでは全然足りないぐらいです。
そんな台南でも印象に残っているのが「神農老街」!
老街とは、清朝或いは日本統治時代に造られた街並みのことをいいます。台湾でも色々なところにありますが、どこも昔の面影が色濃く、とてもノスタルジックな感じです。
ここ台南はアーティスティクな場所が多いのですが、特にこの「神農老街」は台湾のアーティストが多く住んでいて、周りに作品が多くあります。入口の壁画はその1つです。
神農老街には、昔懐かしい電気屋さんもあれば、リノベーションされたお洒落な雑貨屋さんやバーもたくさんあります。夜はライトアップされ、バーには人がたくさん集まるそうです。
小さな通りなので、すぐに終わってしまいますが、ノスタルジックな感じと、現代アートが混ざって、本当に雰囲気がいいです。
さらに進んでいくと、大きな廟が出現します。色鮮やかでとっても美しい廟です。
最後にこれが出てくるなんて!渋いです。
台南は台湾の南にあるので(そのまんま)、台北と比べると南国の感じが強く、また大きい都市ではありますが、台北に比べると田舎で、空気もゆったり流れていて心地いです。
路地が多く、入ってみると突然美しい廟が現れたりして、散策が本当に面白い!
また、ふとした景色が昔の日本のような感じでとっても懐かしいんです。
今まで行った台湾の都市では、だんとつ1番大好きな街。
観光地で有名な高雄にも近いので、南の方に行く人はぜひ足を運んでみてください!