北京のガーデン アト ラマ テンプル(Garden at Lama Temple)では、アットホームな手引き麺と餃子体験ができます。
地下鉄雍和宫前のコスタ・コーヒー(Costa Coffee)で待ち合わせだったので、料理教室前に付近の胡同胡を散歩してみました。
伝統的な胡同地域では、共同トイレやシャワーを使っているところもまだ残っています。キッチンには水道は通っていますが、トイレは地区の共同トイレを使用します。これもご愛嬌、昔ながらの北京の生活に少し触れた気分です。コスタからの道中、これがこの地区の5つ星トイレよ、と清潔なトイレを案内してくれます。
キッチンでまずは餃子のフィリングを作ります。豚肉とキャベツ、えび・卵にねぎ、鶏肉としいたけの3種。手作りのラー油などで味付けをします。
生地をねかせる間に餃子の具を作ります。豚肉とキャベツ、えび・卵にねぎ、鶏肉とにんじん・しいたけの3種。手作りのラー油などで味付けをします。
そして味をなじませている間に麺と餃子の生地作り。蒸し餃子、焼き餃子、水餃子の3種類を作ります。調理の方法によって水と小麦粉の分量が少しずつ変わります。生地を練るときは力を入れすぎちゃだめ、優しくていねいに、と指導が入ります。
麺の生地をのばして細く切り、手でのばします。少しこつがわかってくると、おもしろいほど伸びます。北京の麺は、汁の少ない具を混ぜる麺が主流。事前に準備してあったトマトとなすのソースをからめて食べる麺は、イタリアのパスタのようです。
食後には、完熟の柿はいかが?とすすめてくれました。なんだかなつかしい味でした。
林 恵美
関西外大からフィンランドに留学、大学卒業後、トゥルクに移住して今年で20年。現在、トゥルク地域開発センターでビジネス開発に関わっています。個人旅行のテーマは料理・食べること・写真。好奇心に任せて市場やスークを歩き回るのも大好きです。これらを題材にフィンランドやその他の国のお気に入りの町をご紹介したいと思います。
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