台中市にある「彩虹眷村」。
家の壁から道路まで全てに絵が描かれていて、その鮮やかな色彩から「虹」という意味の名前がついた村です。実際に人も住んでいます。
これを描いたのは、なんと90歳を超えるこの村のお爺さん。しかもその理由が「暇だったから」というからすごいです。
元々は中国本土からからの移民村だったそうですが、時代が経つにつれ規模が小さくなり、人も少なくなりましたが、お爺さんが絵を描き始めたため、今では観光地になっています。
一時は都市開発で、取り壊しの危機に陥った事もあるそうですが、この絵に魅せられた人々の呼びかけにより、保存することになったそうです。
とっても小さな村なので、20分もあれば見終わってしまうのですが、なんとも不思議な雰囲気の空間なので、見応えはあります!
窓や扉なども全てに絵が書いてあり、貝殻で飾ってあったりして、とっても凝った造り。全部が可愛いです!
高鉄台中駅からタクシーで15分ほどで行けます。バスが無い?し、タクシーも走っていないとのことで、行きのタクシーにそのまま待ってもらい帰りました。
台湾の人たちにも人気で、休日はかなり混むらしいです。私が行った時も外国人はほとんどおらず、台湾の人がほとんどでした。平日の午前中に行きましたが、そんなに人がいなくてゆっくり見ることができました。
台中に行くことがあったら、ぜひ足を運んでみてください!
私は会えませんでしたが、たまに絵を描いたご本人がいらっしゃるそうです。