紅茶好きの私は、どこの国の朝食もまずは「TEA」が気になります。
南仏だとフランス、「ダマン・フレール」の紅茶が多かったのですが、 パリは何故かドイツの高級メーカー「ロンネフェルト」に出会う機会が多くて、TEAのチョイスに注目するのも旅の楽しみのひとつなのです。
パリ・オペラ座近くのウエストミンスターホテルにはミシュラン星付きのレストランがあり、そこで食す「旅の朝ごはん」は1日のスタートにふさわしい豪華なパン類も目を引きます。
そして紅茶はドイツの「ロンネフェルト」のセレクション。
このメーカーはパリの高級ホテルはもとより、ドバイの7ツ星ホテル「バージアルアラブ」でもサービスされていることで名高い「高級紅茶」の代名詞なのです。
まずはブルーパッケージの「イングリッシュブレックファースト」を選び、
「サモワール」というロシア発祥の「湯沸かし器」から好みの量のお湯を注ぎます。
ポットでティーバッグを蒸らす「正しい淹れ方」で、好みの濃さの紅茶と共にビュッフェスタイルで「食べ過ぎに注意」。
一方、シャルル・ド・ゴール空港のシェラトン エアポートホテルの朝食にも「ロンネフェルト」の紅茶がサービスされていました。
しかも、このホテルではロンネフェルトが世界初のアイディアで提供している「リーフ・カップ」という新しいタイプのティーバッグが全27種類と圧巻。
従来の「紙(パルプ)」の袋ではなく「麻」の大きな袋を使って、本来なら
ティーバッグには使用しない高級な大きな茶葉をいれることができるようになり、リーフで淹れた本格的な紅茶やハーブティーを飲むことができるようになったそうです。
最近は世界のセレブリティの間で人気急上昇中だとか・・。
もちろんお食事のセレクションも楽しみ・・。
調味料のホテルセレクションはその国を代表する「グルメの味」が選ばれているので、メーカーをチェックして食材店で、お土産選びの参考にするのもいいですね。
知っているフランス語の地名やメーカーがあると、異国にいるイメージが膨らみ気分が上がります。
そして私のメイン「紅茶」は、まずはダージリン。
世界各地のホテルの部屋に置かれている「ティーバッグ」も私にとっては「お宝グッズ」。
その国らしいティーバッグの形状やパッケージのデザインは、「旅の思い出」としてコレクションするとお部屋のインテリアとしても楽しむことができるし、帰国後、日本でも一杯の紅茶をいただくたびに、その土地での香り高いエピソードが蘇るのです。