ホテルのレストラン、カフェ、ファーストフード、街角のフードワゴンなど、ニューヨークのマンハッタンには数えきれない程たくさんのエスニック料理のお店がありますが、最近は、ベジタリアンやヴィーガンのための料理がオーダー出来るお店が増えてきているようです。
この日訪れたのは、レキシントン・アヴェニューと26丁目が交差する角に建つ「サラヴァナ・バーヴァン(Saravana Bhavan)」。世界各地を旅行しているニューヨーカーの友人が、本格的な南インド料理のお店があるというので、早速連れて行ってもらいました。
本部を置くインドはもとより、イギリス、ドイツ、フランス、バレーン、クウェート、オマーン、香港、マレーシア、シンガポール、オーストラリアなど世界各国で事業を展開している大手のチェーン店「サラヴァナ・バーヴァン」は、アメリカ国内でもニューヨークのマンハッタンの2店舗だけではなく、カリフォルニア州、ニュージャージー州、テキサス州にも店舗があるそうです。
これまでにも、インド料理のレストランへ行ったことはありましたが、友人の世界旅行の、とりわけインドの食文化にまつわる思い出話に耳を傾けながらの食事は楽しみです。
沢山あるメニューの料理の中から、特に友人がおススメだといって注文してくれた「サウス・インディアン・ターリー」は、日本でいうと定食のようなものでしょうか。テーブルの半分を占拠するかと思われるほど大きなトレイに載せられたご飯とチャパッティと呼ばれるパンといっしょに、沢山の小鉢が運ばれてきました。
サンバル、ラッサム、コルマ、クートゥー、ポリヤル、コランプ、カード、ライタ、パチャディ、パパッド、など全てがベジタリアンのための料理ですが、乳製品を使うものは同行したヴィーガンの知人のために外していただき、別の食材で調理して頂きました。
このほかに、プーリーとライス・イドゥ―リーをオーダーしたのですが、私が殊においしいと思ったのは、じゃがいもにレンズ豆と玉ねぎを加えて料理したという、まろやかな食感のサフラン色のマッシュポテトでした。
お店の方のサービスも抜群で、食材や香辛料などに関する細かい質問にも丁寧に答えてくださいました!
お車でいらっしゃる場合は、お店のすぐ横に路上駐車(1時間3ドル50セント)できますし、メトロをご利用の場合も、28丁目のステーションから徒歩0.13マイルという距離ですので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。
今日は、ニューヨーク、マンハッタンの本格南インド料理のベジタリアン・レストラン「サラヴァナ・バーヴァン(Saravana Bhavan)」から、食の話題をお届けしました。
次回は、一緒にマンハッタンを車で駆け抜けてみましょう。どうぞお楽しみに…!
【データ】
サラヴァナ・バーヴァン(Saravana Bhavan)南インド料理
住所: 81 Lexington Avenue (at the corner of 26th Street) New York, New York 10016
電話: 212-679-0204
営業時間:
月~木曜日: 8:30 am ~10:00 pm
金・土曜日:8:30 am ~10:30 pm
日曜日: 8:30 am ~10:00 pm
URL: http://www.saravanabhavan.com/
URL: https://locu.com/places/saravana-bhavan-new-york-us/#menu
舞林鳥 恵
80年代後半から日米間を往復する暮らしを始め、現在DCから小一時間の田舎町で夫とのふたり暮らしを満喫しています。カントリーライフの醍醐味をHappyNest in Americaにて配信中。ワシントンDC周辺の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けします。