夏休みに入り、家族連れで旅行を計画中という方にこの夏おススメなのは、ドライブでの旅。比較的大きな都市の間で乗り降りする飛行機、電車やバスなどの旅と違い、小さな町やカントリーサイドの景色を眺めながら自分たちのペースでのんびり移動する車での旅は、アメリカ大陸の広さを肌で感じることができるのが魅力です。
今回は、先日お届けした記事のローガンビルのブラウンズ・オーチャーズ&ファーム・マーケット(Brown's Orchards & Farm Market)の北に位置し、1775年に勃発し1783年に終結した独立戦争中には一時的に植民地の首都となっていたペンシルベニア州ヨーク市から、ニューヨークのマンハッタンまでのドライブの様子をお届けします。
この日はGPS付きの自家用車で、ペンシルベニア州とニューヨーク州の間を主にI-83とI-78という州間高速道路を使って移動しましたが、最近はほとんどのレンタカーにもGPSがついているので大変便利です。また、レンタカーでもハイブリッド車を選ぶことが出来ます。ニュージャージー州で1ガロン2ドル39セントというガソリン・スタンドを見つけましたが、マンハッタン区のガソリンスタンドは少し高めでした。
飛行機や電車やバスなどの交通手段を使わない車での旅では、気兼ねなくプライベートな会話を楽しんだりボリュームを上げて音楽を聴いたり、前後を走行する車の車種や州によって異なる独特のナンバープレート、奇抜な食品関連業者のトラックのボディのデザイン等をチェックしたりするのも楽しいものです。
道路標識の合間に右手前方に見えてくる表示で休憩所を探しながら、観光名所の無料のパンフレットやクーポン・ブックなどをもらい、レストラン、カフェや見どころスポットをチェックしながら旅していると、途中で食事のための休憩を入れてもあっという間に目的地に着いてしまうものです。
ペンシルベニア州からニュージャージー州に入り、ホランド・トンネルのサインが見えたらニューヨーク・シティはすぐ先です。
時間帯により料金所付近が非常に混み合うことがあり、マンハッタンに入っても一方通行ですぐに車を停められないということがあるので、お子様連れのご旅行の際には、ホランド・トンネルの表示が見え始めたら一度トイレ休憩をとられると良いかもしれません。
さあ、遠景に浮かぶ高層ビル群の中に、2014年11月にオープンしたワン・ワールド・トレード・センター(One World Trade Center)が見えてきました。
ホランド・トンネルを潜り抜けたらマンハッタンに入って、食通のニューヨーカーにも大人気のレストランに潜入してみましょう。
今日は、ペンシルベニア州ヨーク市からニューヨークまでのドライブでの旅の風景をお届けしました。
次回のマンハッタンのレストラン情報も、どうぞお楽しみに!
【データ】
ワン・ワールド・トレード・センター/オブザーバトリー(One World Observatory)
住所: 285 Fulton St. New York, NY 10007
電話: 844-OWO-1776, 844-696-1776
営業時間(休業日なし):
夏季 (9月7日まで&祝日)
9:00am~12:00am (チケットのお買い求めは11:15pmまで)
夏季以外 (2015年9月8日~2016年5月5日)
9:00am~8:00pm (チケットのお買い求めは 7:15pmまで)
展望台のチケット: 大人32ドル、シニア 30ドル、お子様26ドル
URL: http://onewtc.com/
ニューヨーク市の公式ウェブサイト
URL: http://www1.nyc.gov/
ペンシルベニア州ヨーク市の公式ウェブサイト
URL: http://www.yorkcity.org/
グーグル・マップ
URL: https://www.google.com/maps
舞林鳥 恵
80年代後半から日米間を往復する暮らしを始め、現在DCから小一時間の田舎町で夫とのふたり暮らしを満喫しています。カントリーライフの醍醐味をHappyNest in Americaにて配信中。ワシントンDC周辺の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けします。