先日、ロシアが世界に誇るバレエ団「ボリショイ・バレエ」の公演に行ってきました。
「ボリショイ・バレエ」は、モスクワのボリショイ劇場を本拠地とするバレエ団で、あの有名な「白鳥の湖」は1877年にボリショイ劇場にて初公演が行われました。
今回、バレエ「Giselle(ジゼル)」を鑑賞しました。
1841年にフランスで初演されたこの作品は、翌1842年にロシア・サンクトペテルブルクで上演されました。1868年にフランスでの上演が途絶えてしまった後も、ロシアでは今日まで大切に伝えられてきたそうです。
また、結婚目前に亡くなってしまった村娘と貴族男性との恋を描いた悲しいお話ではあるものの、美しい衣装や場内の重厚感もあり、数日余韻に浸ってしまう感動の作品でした。
「ボリショイ・バレエ」は海外公演も頻繁に開催しており、来日公演を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
本場モスクワでの公演に行かれるのであれば、是非ロシア生まれの3演目「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」、「くるみ割り人形」をオススメします。
チケットは公演日の約3ヵ月前から販売され、発売日に即完売する演目もあり劇場チケット売り場には早朝から長蛇の列ができています。オンラインでも購入することができます。
演目によりチケット料金は異なるものの、例えば1階前方の席で12000P、最上階の後方席で300Pなどと席により大きく異なります。
オススメの席は2階3階舞台寄りのボックス席です。舞台全体がよく見えると地元のバレリーナに教えてもらい、私も先日2階席を購入しました。
せっかくのモスクワ旅行時、是非本場「ボリショイ・バレエ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【データ】
劇場:ボリショイ劇場(Bolshoi Theatre)
住所:Theatre Square, 1, Moscow, 125009
Tel:+7 (495) 455-55-55
URL:https://www.bolshoi.ru/en/
営業時間:公演日により異なるためHPスケジュールをご確認ください。
アン
モスクワ在住。初めての海外生活に戸惑いながらも、過去と現代が調和した魅力的な街モスクワに惹かれています。お買い物情報や本当に美味しいレストラン情報、モスクワっ子が通うお洒落スポットなど、アラサー女ならではの目線でお届けします。