シンチャオ・カックバーン(みなさん、こんにちは)!ベトナム・ホーチミンより「カフェ」のご紹介です。ベトナムはとにかく「カフェ」が多い!高級カフェからフランチャイズ、隠れ家カフェなど、様々な形でいたるところにあふれています。「カフェ」は欠かせない生活の一部として国民に愛されているのです。
深煎りされたロブスタ種。日本ではあまりなじみのない独特の風味、ベトナムコーヒー。旅行に訪れたなら、一度は召し上がっていただきたい一品です。
カフェ大国から今回紹介いたしますのは、旅行者のみなさんがこの国を訪れると必ず目にするこちら、「路上カフェ」。
プラスチックの椅子、折り畳み式のテーブル...街を歩けばワンブロックにひとつ、このような店構えの売店を見つけることが出来ます。
たばこや果物・スナックなども併せて売られていたり、ミネラルウォーターや清涼飲料水などは旅行者の急な水分補給に便利ですね。
NƯỚC GIẢI KHÁT=「清涼飲料水」、ƯỚP LẠNH= 「冷えてます」。
発泡スチロールのクーラーボックスにはぎっしり氷が詰められていて飲み物が冷やされています。たまにあまり冷えてない場合があるので、買う時はちゃんと触って冷たい事を確認してからお金を払うか、不満なら交換してもらいましょう。
親切に値段表がはり出されている店もありますが、無いのがほとんどです。
ぼったくりが不安な方は事前にコンビニエンスストア(こちらも街中にたくさんあります)などで飲み物の価格相場をチェックしてみるのも有効です。
ちなみにこちらは7,000ドンでした。
Cà Phê Đá (カフェ・ダー)、 không đường(ホム・ドゥン)。=「アイスコーヒー、砂糖なし」。ちなみに「砂糖あり」は「 có đường(コー・ドゥン)」「ミルク入り(コンデンスミルク限定)アイスコーヒー」は「Cà phê sữa đá(カフェ・スア・ダー)」になります。ですが、音調を伴うベトナム語は発音が難しく通じにくいので、心配な方は頼みたいものを事前にメモ書きしておくと便利です。
さてこちら。看板はもちろん傘もワゴン台も何もありませんが、小さな椅子とわずかばかりの食器さえあれば、それは立派な「路上カフェ」!
おままごとみたいな小さな椅子の上でも、スマートフォンを片手にみなさんすっかりくつろいだご様子。
ですが昨今、スマートフォンを狙ったひったくりが横行しています。街中で閲覧される場合は、くれぐれも周りにご注意ください。
さて、このようにポットに入った常温のお茶がついてくる場合もあります。
ベトナムコーヒーは濃いので、量が少なくなったらお茶を継ぎ足して飲んでも美味しい。一度に違う味わいを楽しめますね。
急成長を遂げるベトナム、おしゃれでゴージャスなカフェもたくさんできました。それでも決して無くならない、昔からの「路上カフェ」。
地元の人々がこよなく愛するローカルスタイルのカフェ。街の喧騒をBGMに、日本にはない独特の開放感を、是非味わってみてください!
(2015/07/26現在)