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人気英国ドラマ『ダウントン・アビー』日帰りツアーに参加! 前編

   
木谷 朋子
木谷 朋子
 

衝撃的な結末で終わったシーズン3

村で行われたフラワーショーでのワンシーン(シーズン1)

第6回で『ダウントン・アビー』のメインロケ地「ハイクレア城」のことを書きましたが、今回はその第2弾。ハイクレア城以外のロケ地についてご紹介したいと思います。

ドラマの方は、5月末にシーズン3が終わり、先日、NHKでのシーズン4の放送は来年の1月からと告知されました。ここではドラマの詳細は語りませんが、シーズン3のあまりに衝撃的な結末に、ドラマ放送後はパニックになったファンもいたようです。

欧米ドラマにありがちな、いかにも「クリフハンガー」(中途半端な終わり方にすることで、その続きが気になるようなシーズンエンドの手法)な終わり方。シーズン2がハッピーエンドで終わっただけに、その落差が激しかったかもしれません。しかもシーズン4の放送までは約7か月以上もあくとあって、ファンとしては、すでにダウントンロスになっている人がいるとかいないとか・・・・。

私もシーズン4ではいったいどういう展開になるのか、じつは非常に気になっていますけれど、NHKで放送する来年1月まで、DVDを見ながら楽しみに待つことにしています。

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『ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館』「ダウントン・アビー」
シーズン1〜3 ブルーレイ&DVD発売中、DVDレンタル中
発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
Ⓒ 2010-2012 Carnival Film & Television Limited. All Rights Reserved.
ブルーレイ&DVD公式サイト⇒ WEB SITE
(NHK総合) WEB SITE

現地の「ダウントン・アビー」ロケ地ツアーに参加

アメリカ人、カナダ人のドラマファンと現地ツアーに参加

さて、ロケ地の話に戻ります。昨年9月、私が「ダウントン・アビー」のロケ地に行きたいと思ったとき、どうしても行きたかったのが前回ご紹介した「ハイクレア城」でした。そのほかのロケ地については、車がないととても効率が悪く、どう行こうか、直前まで悩んでいました。

ダウントン村として撮影された「バンプトン村」をはじめ、いくつかのロケ地は、オックスフォードとコッツウォルズのちょうど中間のエリア(オックスフォードシャー)にあり、車が必須だったからです。

ダウントン村として撮影された「バンプトン村」だけに行くのなら、オックスフォードから路線バスで行けるのですが、主なロケ地を1日で巡るには、自分で運転するか、運転手付きで1人で車を貸し切るしかありません。1人での運転はペーパードライバーに近い私には到底無理。車を1人で貸し切るには高額すぎたため(約6万円)、考えた末、ロンドンから行く「ダウントン・アビーツアー」の日帰りツアーを利用することにしました。

ロケ地に熟知しているイギリス人ガイドが同行

とはいえ、昨年9月の段階では日本人向けの「ダウントン・アビーツアー」はまだなく、現地ツアーのみ。そこで、英国政府観光庁の方から教えていただいた「オックスフォードシャー&コッツウォルズツーリズム」のサイトで見つけた、International Friendsというオックスフォードをベースとする現地の旅行会社の「Downton Abbey Filming locations, Cotswolds and Blenheim Palace - 1 day」ツアーをチョイス。金額は£121.73(当時の為替レートで21545円)。ランチ代含まずの料金ですが、ホテルのほぼ1泊分の料金ですので、決して安くはありません。今は日本人向けのツアーでもう少し安いツアーも出ています。

このツアーですが、中身はかなり盛りだくさんで、午前中に「ダウントン・アビー」のロケ地がびっしり。駆け足で巡ることにはやや抵抗はあったものの、効率よく周遊できるのと、後半、世界遺産にも指定されている「ブレナムパレス」や「ウッドストック」の町を訪れる充実したツアーでした。

【関連情報】
★オックスフォードシャー&コッツウォルズツーリズム WEB SITE
★インターナショナル・フレンズ International Friends WEB SITE

超ネタバレとなってしまったロケ地ツアー

シーズン4〜5のロケ地コッグス・マナー

ツアーの集合場所はいくつかあり、私はマーブルアーチのカンバーランド・ホテル前でピックアップをお願いしました。ところが行ってみると、ホテル前にはピックアップを待つ人がいっぱい。私は時間を過ぎても旅行会社の人が来ないためちょっと心配になり、周囲の何人かに確認。同じツアーに参加とわかったアメリカ人女性2人組がいたので、安心して待つことにしました。

ツアーのメンバーは、アメリカ人のおばあちゃまとその娘さんの2人組、カナダ人女性の2人組(30代?)、そして、50代前後のアメリカ人女性の2人組と私の7人。さらにオックスフォードで女性が一人加わりました。

昨日の「ハイクレア城」でアメリカ人観光客に囲まれたこともあり、ツアーにはアメリカ人しかいないだろうと予想はしていましたが、「これでネタバレは必至ね(涙)」と思いつつ、割り切って、アメリカ&カナダ人とのダウントン・アビーツアーを楽しむことにしました。

特に最高齢の70代のおばあちゃまがドラマの熱狂的なファンで、オックスフォードへ向かう車内でも、ドラマ話が炸裂。皆、ハイクレア城へ行った後、こちらのツアーに申し込んでいる点も私と同じでした。国籍関係なく、好きなドラマを熱く語れたのは、私も初体験。ロケ地へ向かう途中のワクワクする気持ちも共有でき、今までにない旅の楽しさを味わうことができました。

ロケ地スポットではみな写真撮影に夢中!

じつは、ロンドンからオックスフォードへの道中で、ほぼドラマの重要シーンがネタバレしてしまい、ちょっとがっくりした私(泣)。

しかも、最初に訪れた「コッグスCoggs」は、ドラマでは「ユートゥリーファームYew Tree Farm」として、シーズン4とシーズン5で登場するロケ地ということで、私にはちんぷんかんぷん。13世紀からあるという古い農場でしたが、ここにバイオレットおばあ様やイーディスやメアリーも来たと聞くとちょっとドキドキ。

オープン前に私たちのツアーのためにだけ中を開けて見せてくれ、ここでちょっとティータイムもしました。どんなロケ地なのかは、ネタバレになるので、今回は写真のみの紹介にし、シーズン4が放送されたら、もっと詳しくご説明することにします。

【関連情報】
★コッグス・マナー Coggs Manor(ユートゥリーファーム・マナーハウスYew Tree Farm Manor House)WEB SITE

ダウントン村として撮影されたバンプトン村

バンプトン村で撮影中の俳優たちと撮影隊

次に向かったのは、ツアーのみんなが最も期待していた「バンプトン村Bampton Village」です。この村には20世紀初頭の100年前も同じだっただろうと思える素朴なただずまいが残っていました。近くのコッツウォルズの村では観光客が多くてとても撮影が難しかったと思いますが、私が訪れたときには、この村にいた観光客はほぼ私たちのツアーグループのみ。平日だったこともあるかもしれませんが、ハイクレア城の大混雑とは比較にならない静けさです。

なぜこのバンプトン村がロケ地に選ばれたのかをガイドさんに聞いてみたところ、プロデューサーが、「ロンドンから近くて、観光客がこないような静かな村」ということで探していたらしく、この村が条件にぴったりだった、とのことです。ドラマ上の設定は、イングランド北部のヨークシャーですが、一度もヨークシャーは出てきません。

ドラマでは「ダウントン村」として何度も登場しているこの村。1時間もあれば全部見ることができるくらい小さな村です。でも、そこにはドラマそのままの風景が広がっています。正直ツアーでは30分ほどしかいなかったため、なんだか短すぎて、個人的にはもっといたかったと思いました。

バンプトン村の小さな広場。ドラマでもダウントン村の広場として何度も登場。

ダウントン・アビー関係のパンフレットや本やドラマ関連グッズは、ドラマで「ダウントン・コテージ・ホスピタル」として撮影された「バンプトン・コミュニティ・アーカイブ(バンプトン・ライブラリー)」で購入できますが、数は少ないです。メアリーのウエディングドレスの写真が飾ってありましたが、展示品もそれほど多くありません。

バンプトン・コミュニティ・アーカイブ(バンプトンライブラリー)の内部。

【バンプトン村Bampton Villageのロケ地】
★チャーチゲート・ハウス(Churchgate House)
マシューとイザベル親子が住んでいた「クローリーハウス」の外観として撮影された家。

チャーチゲート・ハウス(Churchgate House)
クローリーハウスの外観として使われたチャーチゲート・ハウス前での撮影風景

★セント・メアリー・チャーチ(St Mary's Church)
ドラマでは、「ダウントン・パリッシュ・チャーチ・オブ・セント・マイケル・アンド・オール・エンジェルズ」として撮影された村の教会。結婚式や葬儀、洗礼シーンなど、ドラマの重要シーンで登場。

ダウントン村の教会として登場するセント・メアリー・チャーチ
教会でのお葬式のシーン(シーズン2)

★バンプトン・コミュニティ・アーカイブ(Bampton Community Archive)
「ダウントン・コテージ・ホスピタル」として撮影された村のコミュニティセンター(ライブラリー)。昔のグラマースクールの建物を使った古い建物で、村の中心にある。

バンプトン・コミュニティ・アーカイブ(バンプトン・ライブラリー)

ちなみに、ドラマの中で登場した「グランサム・アームズ(The Grantham Arms )と、「ドッグ&ダック(The Dog & Duck)」というパブは、架空のパブで、村の一般住宅をパブにリメイクして撮影しています。今後も、ドラマのままの村の雰囲気を残すなら、あまりお土産物店や、ティールームができたりしない方がドラマファンとしてはありがたい感じです。

あまりに長くなってしまったので、このほかのロケ地については、次回後編で。

【関連情報】
★バンプトン村 Bampton Village WEB SITE

木谷 朋子

木谷 朋子
『留学ジャーナル』の編集者を経て1989年より2年間イギリスへ留学。帰国後はイギリスを始め、ヨーロッパ各地やアジア、オーストラリアなど、世界各地を取材。海外の旅文化や最新の旅行情報、語学、留学をテーマに幅広い分野で執筆活動を続ける。イギリス関係の著書:『英語で楽しむピーターラビットの世界BOOK1、BOOK2』(ジャパンタイムズ)、『英国で一番美しい風景 湖水地方』(小学館)、『ロンドンと田舎町を訪ねるイギリス』(共著・トラベル・ジャーナル)、『イギリス留学』(共著・三修社)ほか。

    

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