![工場見学後の一杯は最高!](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061502222236552.2.jpg)
常夏の国シンガポールでは、やっぱり冷えたビールで旅の疲れを癒したい人も多いはず。そんな方には、現地のタイガービール工場見学がオススメです!
![工場はシンガポール中心部から西へタクシーで約30分](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061502222289063.9..jpg)
シンガポールのビールと言えばタイガービール。シンガポール西部にあるこの工場では、タイガービールの他、現地ブランドのAnchorやABC、アルコール度の高いBaron's、そしてハイネケンやギネスも生産されています。
![1932年からの歴史を紹介するビジターセンター](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061502222322316.4..jpg)
ツアーは前半45分の工場見学と、後半45分の試飲タイムに分かれています。
工場見学はまずAsia Pacific Breweries社の歴史を紹介するビジターセンターから始まります。ショーケースの中には、モルツ調達が難しかった戦後、数年のみ発売されたライトビール「Tiger Cub」(トラの赤ちゃん)の瓶も置いてあるので探してみてください。ガイドさんによると、その瓶はもうここにしか残っていないとか。
![敷地内にいくつかある記念撮影スポット](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061502222365689.9..jpg)
撮影禁止の工場内に入ると、まろやかなアロマに包まれます。
ビールの生産過程を垣間見た後は、出来たてのビールが瓶や缶にパッケージされていく工程を見学。
![ガイドさんによるビールのつぎ方講習](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/150615022224678.3..jpg)
次に、ガイドさん自らビールのつぎ方を教えてくれる講習会。そして、自分でついだビールをその場で楽しめます。
暑さのなかの工場見学。冷やしたグラスで飲む出来たてのビールの味は格別でした!
![趣のあるバー](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061502400138887..jpg)
![お得感ありの試飲タイム](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061502400254589.7..jpg)
そして最後は、45分の試飲お楽しみタイム!
タイガービール以外にも、ここの工場で生産されているビールならタダでいただくことができます。時間を忘れるようなイギリス風のバーで、新鮮なビールと楽しい会話。
シンガポールはアルコールにかかる税金が高く、レストランで飲むビールも一杯10ドル位します。そんななか、工場見学プラス試飲タイムで18ドルならコスパ抜群!
![シンガポール土産にも](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061503193932661..jpg)
![ロゴ入りビールグラス](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/img/15061503193966461.9..jpg)
ほろ酔い気分でお土産ショップにも寄ってみると、
ビールグラス(10ドル〜)をはじめ、栓抜き(約7ドル)、キーホルダー(3ドル〜)、ビーチサンダル(19.9ドル)まで、ロゴ入りグッズが豊富。(値段はシンガポールドル、2015年6月現在)
自分へのお土産やばらまき土産も見つかるかも。
Tiger Brewery Tour
住所: 459 Jalan Ahmad Ibrahim, Singapore 639934
Tel: +65-6860-3005
URL: https://tigerbrewerytour.com.sg/
営業時間: 月曜〜金曜 (祭日以外) 午前10時から午後5時
休日: 土日、祭日
見学ツアー開始時間: 午前10時、11時、午後1時、2時、4時、5時 (各回10分前に集合)
入場料: 大人18ドル (18歳未満12ドル、ただし18歳未満はビール試飲不可)
備考: ネット事前予約制。直接工場の窓口でもチケット購入は可能だが、各ツアー人数制限があるので事前予約がオススメ。写真付き身分証明書を工場受付で提示。
工場はタクシーで街の中心部より約30分ほど。地下鉄MRTのBoon Lay駅より182番のバスで20分ほどでも行けるが、シンガポールの公共交通機関に慣れていない場合は、タクシーがオススメ。郊外にあり帰りのタクシーが拾いにくいので、ガイドさんや関係者にタクシーを呼んでもらうことも可能。
![北野 洋子](https://www.studyabroad.co.jp/files/blog/tabiisara/writer/68.jpg)
北野 洋子
2010年末よりシンガポール在住。元ロイター通信記者。
旅先では現地の人の生活を見るのが好きで、シンガポールでもホーカーセンターやローカル店での小さな発見を日々楽しむ。年間パスで何度も通うほどシンガポール動物園がお気に入り。