さすがの屋台数!なんと約280もの屋台が出ているそうです。屋台の屋根飾りも華やか!お店ごとに個性があって、あったかーいグリューワイン片手にぶらぶらと眺めているだけでもおもしろいです。
食べ物系の屋台も種類が豊富でした。特に私が気に入ったのがこちら...。
「ランゴス」というもので、揚げたてのパンの上にチーズやサラミなどをトッピングしていただきます。揚げたてがかりかりふわふわでとってもおいしかったです。チョコや砂糖などのスイーツ系トッピングもおいしそうでした。
次に訪れたのはローテンブルク。三角の屋根にカラフルな壁の色。思わず「かわいい!」と言ってしまうほど、ロマンチックな雰囲気です。
そしてマーケット会場のすぐ近くに、ひときわ素敵なディスプレイのお店を発見!
一年中クリスマス雑貨を売る店として有名な「ケーテ・ウォルファルト」の本店です。お店の前の、赤いバスが目印です。一歩中に入るともうそこは別世界!おとぎの国に迷い込んだようです。店内の一部が「クリスマスミュージアム」になっていて、クリスマスの歴史や飾りについてみることができます(大人1人€4)。
このゴロンとしたお菓子なんだと思いますか?ローテンブルクの伝統菓子・シュネーバルです。クッキー生地をボール状に丸めた焼き菓子です。一つ買ってみましたが、結構お腹にたまります。いろいろ食べ歩きしたいなら、誰かとシェアするのをおすすめします。
さてさて、ローテンブルクの後はニュルンベルクへ。ここは「世界一有名」という冠がついたマーケット。マーケット初日にはオープニングセレモニーが盛大に行われるそう。今回は残念ながら見られませんでしたが、機会があればぜひ見てみたいです!
教会の前のイベントブースでは、聖歌隊や市民音楽隊の演奏が催され、トルコやスペイン、ギリシャなど、世界各国の屋台が並ぶコーナーもありました。そこではドイツ名物以外のものも。小ぶりのホットドックのようなニュルンベルクの郷土料理「ニュルンブルガー・プラートブルスト」もおすすめですよ!
ニュルンベルクが発祥の焼き菓子・レープクーヘン。かわいくデコレーションされていて食べるのがもったいないですね!お土産にいいかもしれません。
マーケット会場近くには、カイザーブルク城という中世の古城があります。街を一望できるので、時間があればぜひ行ってみては♪
最後に訪れた街は「世界最古のマーケット」といわれるドレスデン。
バラエティー豊かな屋台料理と、観覧車やメリーゴーラウンドなどのアトラクションも充実していました。お子さん連れの方にはおすすめですね。「世界最古」と呼ばれるように13世紀頃から続くドレスデンのマーケット。ここではなんと当時の伝統的なマーケット風景を再現したエリアがあります。昔ながらの木工製品や染色製品など当時に思いを馳せながらめぐることができます。
いかがでしたか?どの街のマーケットも個性があって、その違いを比べながら見て回ってお気に入りのマーケットを見つけるのも一つの楽しみ方ではないでしょうか。
ドイツ各地のクリスマスマーケットの開催時期・時間は、在ドイツ日本大使館HPにアップされているので参考にしてみてください。
<データまとめ>
【開催期間:シュトゥットガルト】
2015/11/25-12/23
月〜土曜日:10:00-21:00
※11/25のみ17:00-21:00
開催場所:「Weihnachtsmarkt」Mercedesstraße 5070372 Stuttgart
【開催期間:ローテンブルク】
2015年は未定(2014年は12/5-21)
開催場所「Weihnachtsmarkt」Rotenburg an der Fulda ist leicht über die Bundesstraße 83 (Bebra-Kassel) erreichbar
【開催期間:ニュルンベルク】
2015/11/27-12/23
月〜日曜日:10:00-21:00
11/27のみ17:30からオープニングセレモニー
開催場所:Hauptmarkt 18 D - 90403 Nuremberg
【開催期間:ドレスデン】
2015/11/27-12/24
日〜木曜日:10:00〜21:00
金・土曜日:10:00-22:00
※12/24のみ10:-14:00
開催場所:Rank & Büttig Gastronomie GmbH Münzgasse 10, 01067 Dresden
在ドイツ日本大使館HP:
https://japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/08-kultur-und-bildung/feste-traditionen/Weihnachten-D/Weihnachtsmaerkte.html
佐藤 ゆか
日本で情報誌などの編集を経て、2014年ルクセンブルクに移住。趣味は旅行と食べ歩き。英語とフランス語に日々奮闘しながら海外の魅力をレポートしていきます。