世界遺産、アーユルヴェーダなど観光やリラクゼーションの多いスリランカ。ここ数年人気の観光が「ヤーラ国立公園」でのサファリです。「ヤーラ国立公園」はスリランカの最南端にあり、レパードやゾウなど野生の動物たちが多く生息しています。中でもスリランカ・ゾウの遭遇率が高く、多くのサファリ・ファンがを「ヤーラ国立公園」訪れます。
今回は早朝のサファリに参加しました。チャーターした4WD車の乗りこみ、ランチボックスを持ち出発。一路ヤーラ国立公園を目指します。宿のゲートをを出た直後、岩の上にたたずむ雄のスリランカ・ゾウに遭遇!あまりに近さに驚きました。雄ゾウは単独で行動します。美しい朝日を見ながら、サファリがスタートです。
ヤーラ国立公園には「レパード」が生息しています。夜行性のレパードは、朝になると木の上に登り就寝。その頃を見計らい、サファリ専属ガイドが「レパード」のいる場所を携帯で情報交換します。走りだして約30分、「レパード」を見ることができました。肉眼でかすかに木の上にいるレパードを見ることができました。サファリには望遠鏡かオペラグラスを持って行くことをオススメします。
日が昇ると、昼行性の動物たちが行動が始めます。サファリ専属ガイドさんは、動物たちの動きをすぐにキャッチします。木の穴の中にいるヘビや、岩と同じ色のイグアナなど。動物の生態や、ヤーラの地形を熟知していないと見逃してしまいます。この日のサファリは動物たちとのの遭遇率が高く、インド・イノシシの群れや孔雀、スリランカ・スイギュウ、インド・リク・オオトカゲ、スリランカ・マダラジカ、スリランカ・ヌマワニ、スリランカ・オオリス、セイロンヤケイに遭遇しました。
海岸近くに車を止め、食事休憩を取ります。宿から持参したランチボックスを広げ、サンドウィッチを食べていると、犬たちがお行儀よりお座りし始めごはんを待っています。スリランカの犬は短毛で、つるっとした毛並みでとても可愛いです。
のんびり海岸で休憩をした後は、動物たちいるの草原へ向け出発します。車が停止し下を見ると、2匹のマングースが走ってきました。マングースというとハブ退治のイメージが強いのですが、その可愛らしい姿から想像ができません。サファリ終盤、森の中からスリランカ・ゾウが姿を見せました。車からの距離は近く、こんな間近で野生のゾウに遭遇できると思いませんでした。
今回のサファリはとても運が良く、かなり近い距離でたくさんの野生動物たちの遭遇することができました。日本から直行便で約9時間のスリランカ。ぜひ一度、スリランカでサファリを体験しませんか。
吉岡 麻里
地球の歩き方旧バンコク特派員。合計6年のバンコク生活を経て2011年に帰国。タイを拠点に、東南アジア、西アジア、アフリカリゾートを旅する。クルーズ旅からバックパッカー旅行まで色々なスタイルの旅行を経験。旅先では必ずご当地ビールを飲むのが楽しみ。