こんにちは。『成功する留学』を通じ、カナダ・バンクーバーでCoop留学中の友真です！ 大学卒業後、日本で就職するものの、「やっぱり海外で英語を使って働きたい！」という思いからCoop留学を決意しました。
前回のCoop留学体験談に引き続き、Coopプログラムのホスピタリティマネジメントコースについて紹介します。友真さんの留学体験談（～Coop座学期間中～）は、以下をご覧ください。
現在は、Coop留学の座学期間が終わり、インターンシップに奮闘中です。カナダ現地での仕事探しや、英文でのレジュメ作りのポイント、実際に働いているバンクーバーの「Hiltonホテル」の仕事内容まで、詳しくお話していきます！
友真さんの留学体験
学校：VanＷest College バンクーバー校
受講コース：ホスピタリティマネジメント
インターンシップ先：Hilton Vancouver
スケジュール：月曜日から金曜日15時～20時30分
Coop留学のホスピタリティマネジメントコースって何を学ぶの？
VanWest Collegeでの、ホスピタリティマネジメントコースの授業について紹介します。このコースでは、ホスピタリティに関しての専門知識とスキルを身につけるために、実践的な授業を受けられます。
授業内容の例
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Managing Service in Food & Beverage Operations
（飲食業務のサービス管理に焦点を当てた授業です。） -
Managing Front Office Operations
（フロントオフィス業務の管理と予約手配について学びます。） -
Managing Housekeeping Operations
（ハウスキーピング業務の運営と効率的な掃除やベッドメイキングのスキルに焦点を当てた実践的な授業です。） -
Supervision in the Hospitality Industry
（ホスピタリティ業界における管理職の役割や、新人スタッフのトレーニングについて学びます。） -
Security and Loss Prevention Management
（セキュリティと損失防止の管理に関する授業が含まれています。） -
Hospitality Facilities Management & Design
（ホスピタリティ施設の管理とデザインについて学びます。）
ホテルの運営方法、ホスピタリティ業界でのチームワークの重要性といったマネジメントの基礎から、宿泊予約の取り方、お客様への丁寧な対応方法、ハウスキーピングなど実務の部分まで、幅広く基礎的なスキルを学ぶことができました。
実際のホテル現場を訪れるフィールドトリップでは、従業員への取材の機会もあり、実際の職場をリアルにイメージすることができます。
特に興味深かったのは、飲食店での業務に関する「Food Safety（食品衛生管理の資格）」や「Serving It Right（アルコール提供の資格）」の授業です。バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州では、アルコールを提供するのに資格が必須なんです。授業内で資格を取ることができたので、就職に有利なポイントになりました。
仕事に直結するような具体的な内容なので、Coopのインターンシップ期間にもとても役立っています。
留学中のインターン先探し。カナダの就活は大変！
Coop留学では、ホスピタリティマネジメントコースを受講しています。6か月の座学期間を追えたら、次は有給インターンシップ先を見つけるために就活をします。
私の通うVanWest Collegeでは、就職支援の一環としてジョブフェアを開催していて、さまざまな企業と面接をする機会を設けてくれています。VanWest Collegeの学生ならだれでも参加できるので、ホテルだけでなく、空港やアパレルなど、ホスピタリティに関する企業と話すことができました。
さらに、学校内にはCoop専門のチームがいて、有給インターンシップ期間にどんな仕事がしたいか面談で相談できます。私がホテルのフロントデスクで働きたいと伝えたら、職業に合わせて英文のレジュメ添削もしてくれました。
VanWest Collegeには提携企業もあるので、定期的に求人情報も教えてもらえます。Coop留学でインターンシップ先を探すときは、Coopチームのサポートを最大限に活用するのがおすすめです！
この学校の特徴
留学生が希望のインターン先を勝ち取るためのポイント！
インターンシップ先を見つける方法は、学校主催のジョブフェア、現地の求人情報サイト、直接店舗に行ってレジュメを提出するなどさまざまです。レジュメの作成は本当に大切で、私は特にレジュメに時間をかけました。
大手企業ではたくさんの応募者がいるので、人事担当者はレジュメをチェックする時間が限られています。企業の多くは、「ATS（Applicant Tracking System）」というシステムで、応募者の情報を効率よく読み取って、面接へ進むかどうかを判断しているそうです。そのため、求人情報に記載されている"求められるスキル"を、しっかりレジュメに明記しておくのが重要です！！
このようなアドバイスも、学校のCoopチームから教えてもらいました。私も実際に、「LinkedIn」というビジネス版SNSを利用して、働きたいホテルのマネージャーに直接メッセージを送り、有給インターンシップ先を探していました。メッセージにレジュメを添付する機能があるので、LinkedInで直接アプライするのは本当にオススメです！！
ホテルをはじめホスピタリティ業界では、閑散期や繁忙期の差があるので、求人情報が出ていない場合でも、どんどんメッセージを送ってみてください。タイミングが良ければ、「このポジションの空きがあるよ！来週からHiringする予定だよ！早速来週面接に来れる？」と、そのまま面接に繋がることもあります。私は実際に、このアプローチをして、現在のホテルフロントのポジションが決まりました！！
多国籍環境のホテルでフロントデスクとして働く
私の有給インターンシップ先は、「Hiltonホテル」に決まりました！ポジションは、フロントデスクです。チェックインやチェックアウトだけでなく、メールの返信や電話応対もしています。
職場はとても多国籍な環境で、日本人は私1人だけでした。みんな共通で、「お客様を満足させ、楽しんでもらいたい」という想いを持ちながらも、働き方やサービスのアプローチは違っていて、カナダならではの貴重な就業経験を積むことができました。
カナダでのインターンシップは苦労することも...
入社してすぐは、英語での電話応対に苦労しました。対面の場合は、相手の表情やジェスチャーを見られるのでコミュニケーションがスムーズですが、電話では英語のアクセントが聞き取りづらかったり、相手が私の英語を理解できなかったりと、なかなか大変なことも多かったです。そのため、何度か同僚に電話応対を代わってもらうこともありました。
お客様だけでなく、ホテル内のスタッフとのコミュニケーションも大切です。Coop留学の座学期間中に学んだホテル用語や宿泊予約の仕方、クレームの対応方法などの知識が、インターンシップの日常業務でとても役立ちました。
お客様アンケートでお褒めの言葉をゲット！
日本からの修学旅行生や団体ツアーのお客様が宿泊する際には、私がホテル内やバンクーバー周辺の観光案内を行うこともありました！
ホテルのレビューやアンケートに名前を書いてもらえたり、メンバー会員の方からお褒めの言葉を頂いたりすることが、仕事のやりがいを感じさせてくれました。
Hiltonホテルでは、レビューやアンケートにスタッフの名前を書いてもらえると、スターバックスのドリンク券やショッピング券などのご褒美がもらえるんです。「お客様に名前を書いてもらおう！」というのを目標に、モチベーションが高まります。
インターンシップ先の職場環境は？
Hiltonホテルでは、さまざまな社内イベントが開催されます。ドーナツデー、ピザデーなどの食事会や、ホテルの宴会ルームを使ってのビンゴ大会などがあり、従業員同士での交流を深める場でもありました。
Hiltonホテルは従業員を大切にし、充実した環境を提供してくれる職場で、インターンシップ期間をとても有意義に過ごすことができました。
素敵な同僚や上司との出会いもあり、Hiltonホテルでの有給インターンシップを通じて、多くのことを学びました。Coop留学を選んで本当に良かったと感じています！！！
Coop留学を考えている方にひとこと！
実務経験を積むCoop留学は、新しい文化や仕事環境に触れながら成長する絶好のチャンスです。異なるバックグラウンドを持つ人々と交流し、一緒に働き自分の視野を広げています。この留学を通じて、英語力上達だけでなく、カナダでの働き方、カナダでのサービスの仕方など、日本で社会人を続けていたら知ることのなかった世界をまさに今経験しています。そして、「今後もカナダに住みたい！」「永住権をとりたい」と考えられるようになりました。
その一方で、Coop留学中は「仕事が見つからない」「英語力が不安」など、正直辛いことはたくさんありました。
しかし、前もって準備でできること、例えば『成功する留学』で出発まで無料で受講できる英語学習サポートで英語力を上げ、自信をつける。学校のサポートを最大限活用し、レジュメの添削をしてもらう。求人情報を積極的に収集する。ジョブフェアに参加する、と積極的に取り組んでいきました。
結果、自分の行動次第で人脈を増やし、面接の機会を得ることができました。留学中は失敗した経験もたくさんありますが、失敗から学ぶことが大きく、AプランがダメならBプランそれかCプランで再挑戦してみよう！！という前向きな姿勢を身につけることができました。
英語学習はもちろん、カナダでどんなお仕事をしたいのか、その仕事に必要なスキルや資格を調べるなど準備はとっても大切です！！最後まで読んで頂きありがとうございます。この体験談が皆さんのCo-op留学に役立てたら嬉しいです。
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この記事を監修した人
r.iwao
GIO CLUB株式会社「成功する留学」カウンセリング事業部チーフマネージャー
オーストラリアにて語学留学を約1年半経験したのちに、「成功する留学」で10年間カウンセラーを務めている。
