去る2019年10月26日、東京の池袋で「成功する留学フェア」を開催しました!
フェアでは、「成功する留学」を経て留学した3人・をお招きし、パネルディスカッションを実施。
「どうやって留学する国を決めたの?」「留学するまでの経緯は?」「オススメの語学上達法はある?」「現地の物価は高い?」「留学を成功させる秘訣は?」など、参加者から寄せられた質問に回答していただきました。
パネルディスカッションには、留学経験者だからこそわかる"リアルな声"が!実際に現地で体験した、情報がいっぱい!
留学お役立ち情報満載なので、ぜひご覧ください!
どうやって留学する国を決めたの?
パネルディスカッション参加者:
たぞえともかさん
オーストラリアに1年留学。その後、 カナダに1年留学。語学と、専門学校に通う。現在はホテル勤務。
Sさん
大学生活では2回休学して各1年ずつ留学。最初はアメリカの語学学校と大学に留学。2回目の留学はワーキングホリデーでオーストラリア・バンダバーグのファームで働く。そのほか、メルボルンのカフェなどで勤務。 現在は大学4年生。
すのうちたいせいさん
大学4年生の4月から10月まで休学し、アメリカ・フロリダに留学。現在は2回目の大学4年生。
司会:カウンセラー・清宮亮太
清宮:留学する国を決めた理由は?
たぞえさん:オーストラリアに行ったのは、海が好きだったし、安全だという理由から。カナダは比較的治安がいいという、オーストラリアと共通しているところもありますが、金銭的なこともありました。
清宮:実際に行ってみた感じはどうでしたか?
たぞえさん:オーストラリアは比較的安全ですが、日本とは違うので、気を付けないといけないところもありますが、留学中に怖い思いをしたことはありません。治安はいいと思います。
清宮:日本ほど治安がいいところはないですよね。フードコートなどで荷物を置いて席を外すようなことはしない方がいい。
オーストラリアの後、たぞえさんが2回目の留学にバンクーバーを選んだ理由も同じですか?
たぞえさん:カナダでは(バンクーバーは)一番寒くないからという理由で選びました(笑)。 トロントよりは寒くないけど、やっぱりバンクーバーも-10℃とかにはなりました。
清宮:Sさんは「アメリカに留学しよう」とすぐに決まりましたか?
Sさん:はい、アメリカへの留学は高校生の時から「絶対行く」と決めていました。
アリゾナ州立大学に留学したんですけど、選んだ理由は(大学の?もしくはアリゾナの?人口が)全体で大学生だけで10万人くらいいるので、「友達が作れるだろう」と単純に思ったから。
僕は大学在学中に2回留学しました。1回目はアメリカ、2回目はオーストラリアです。2回目に留学した時は、就活を控えた状態で休学。「成功する留学」で「ワーホリに行きたい」と相談したところ、「オーストラリアには、2年間働けるワーキングホリデーのプログラムがある」と聞いて。それでオーストラリアに行こうと決めました。
オーストラリアでは、「成功する留学」が提携していて2年目のビザをおろしてくれるという、バンダバーグのファームで働きました。 その後、メルボルンに行き、カフェで働きました。
清宮:バンダバーグに行った後、メルボルンに行った理由は?
Sさん:ファームはめちゃくちゃ田舎でWifiもないんです。なので、生活を変えたいと思って。シドニーはアジア系が多いと聞いてメルボルンに行きました。
清宮:補足すると、今は、オーストラリアのワーキングホリデーでは3年間滞在できます。2年目の(ビザの)権利を取るには、3カ月間、実働88日間以上ファームで仕事をする必要がある。
2年目の間、さらに半年働くと、3年目のビザがもらえます。オーストラリアは唯一(ワーキングホリデーで)3年間滞在できるので、長くいきたい人にはおすすめです。
すのうちさん:就活を控えた去年の1月くらいに父がアメリカのフォート・ローダデールへ行くことが決まっていました。留学するなら「日本人が少ないところに」と思ってましたが、偶然(日本人が少ない)フォート・ローダデールに行くことになったんです。
気候が温暖でとても暮らしやすかったですね。
清宮:ちなみに、フォート・ローダデールはフロリダにあります。温暖だからと留学先を選ぶ人も実は多いんです。
私も留学する時に「暖かいし、海がきれい」というだけでオーストラリアのケアンズを選びました。留学への入口は意外と「こういうところに行きたい」とか、そういう理由でいいと思います。実際に行ってみると、いろいろ見つかることもありますから。
すのうちさん:もともとハワイが好きで。フロリダも気候が似ているから、楽しかったですね。気候は気分というか、やる気にもつながります。
日本と海外の違い
清宮:海外生活をして「日本とは違う」と思ったところは?
たぞえさん:日本よりも、人とのつながりがありました。席を譲るとか、当たり前に行われていて、それがいいなと。
サービス面では、日本のホスピタリティは世界一だと思いました。でも、かたくなりすぎているというか、フランクにできるところもあるのかもしれません。
Sさん:アメリカとオーストラリアに行きましたが、現地の人はとてもフレンドリーで他人との壁がほとんどない。
サブウェイに行って、気づいたら店員さんと仲よくなりフェイスブックを交換していたことも。マイナス面は治安ですね。基本的に日中は大丈夫だけど、夜中は気を付けないといけない。
清宮:夜はなにかありましたか?
Sさん:オーストラリアにいた時、一回酔っ払いに絡まれたことがあります。
すのうちさん:プラスはお二人と同じです。
フロリダが近いので、語学学校では南米の人と出会いました。みんな、とてもフレンドリーな感じで接してくれるんです。
マイナスはアメリカという場所柄、スケールが大きすぎたこと。隣のスーパーまで徒歩20分とか。慣れるのに時間がかかりました。
清宮:アメリカはとてもスケールが大きいけど、(場所によっては)公共機関はあまり動いていないので、そういうところは気をつけた方がいいですね。
留学して一番変わったことは?
清宮:留学して一番変わったことはなんですか?
たぞえさん:価値観が広がったことです。いろんな人がいると思いました。頼れる人がいないところで生活したので、精神面でも強くなったと思う。
Sさん:語学力。高校から英語を勉強していましたが、留学して3カ月でTOEFLを受けたんですが、リスニングがバンバン耳に入ってくるように。
アメリカとオーストラリア、どちらもいろんな人がいるので、価値観が広がりました。レッテルをはることがなくなりましたね。自分であって知ってみることが大切。
すのうちさん:1つは積極的になったこと。行動しないと始まらない環境だったので、どんどんやってみるという積極性が身につきました。
あとは、ほとんどのアメリカ人の国民性がアバウトなので、適当なことに慣れましたね。
清宮:食事面はどうでした?
たぞえさん:(現地の食事を)たまになら大丈夫ですが、毎日食べるのはつらいなと思いました。なので、普段は日本食を作っていましたね。
Sさん:外食は高いから、自分は完全自炊派でした。
すのうちさん:ホームステイ先は最初ジャマイカ、次はベネズエラの人だったので、和食はまったく出ませんでした。現地で日本人が経営している和食の店はないし、日本のクオリティではない。でも、ホームステイ先の食事はそんなにまずいというところはなかったです。日本食が恋しい時は韓国か、ベトナム料理を食べていました。
清宮:現地の食事が合わない時は、中華やベトナム、韓国料理を食べるという留学生が多いんですよね。現地の物価は日本と比べて高かったですか?
たぞえさん:オーストラリアのシドニーは家賃や食材、なんでも高い。最低賃金もそもそも高いですし。普段の生活はそんなに日本とかわらない感じですね。
Sさん:オーストラリアは特に水が高かったです。6人の部屋に住んでいたんですが、家賃は日本とあまり変わらず、高かった。
すのうちさん:フロリダは日本とあまりかわらないです。肉は大きくて安いけど。
清宮:全体的には日本と同じか、ほとんど変わらない印象ですね。オーストラリアは牛肉が安いんですよ。都市部では、物価や家賃も高い。物価を抑えたいなら都心から離れてみるのもアリです。
語学学校ってどうなの?気になる評判
清宮:語学学校はどうでした?
たぞえさん:オーストラリアの語学学校に通っている生徒の国籍はすっごく多様でした。日本人もそこまで多くなかったです。
カナダでは、スピーキングに特化した学校に行っていたので、日本人が多かった。
Sさん:アメリカの語学学校では、中東系が多かった。あとは日本人とアジア人。ヨーロッパ系はいなかったです。
すのうちさん:南米系が7割、ほかはアラビア系1~2割。あとは、アジア系がいたりいなかったり。
清宮:(語学学校の生徒の)国籍は地域によりますね。州立大学付属の語学学校だと、比較的アジア系が多くなる傾向があります。スピーキングに特化した学校は日本人が多く、文法系だとヨーロッパ系が多くなる傾向です。
Sさん:大学付属の語学学校は大学内にあって、現地の学生とみんなと同じ施設を使ったり、同じクラブに入ったりできます。だから、語学学校の国籍はあまり気にする必要はないと思います。
清宮:留学してどんなおもしろい人と会いましたか?
Sさん:ファームで働いていた時に、65歳のおじいさんがいたんですが、自分と同じ力仕事をしていました。「お前、元気がないな」とか言われて。僕は海外のリミットを知らない人が大好きなんです。65歳というと、日本だと定年を迎えていたりするけど、海外では元気な人が多かった。
たぞえさん:みんな個性豊か。それぞれ興味深い人が多かったです。
すのうちさん:語学学校で出会ったコロンビア人は、とっても時間にルーズでした。ホームパーティーが15時から始まるって言ったのに、基本3時間遅れ。彼は南米人の中でもルーズな人だったのかも。
清宮:海外では時間の感覚が日本とは違いますね。
留学経験者直伝!オススメの英語勉強法
清宮:留学前にしていた、英語の勉強方法はありますか?
たぞえさん:高校卒業して半年で留学したんですけど、リスニングはやっておけばよかったと思いました。
Sさん:文法は大学受験レベルがあれば、最初は大丈夫かなと思います。一回は挫折するけど、スピーキングとはリスニングは現地でのびるので、ひとまず十分かなと。
すのうちさん:クラスでは、スピーキングリスニングは苦手でしたね。でも、グラマーは圧倒的にできた。日本人なら、グラマーは心配することはないと思う。
清宮:文法は基本をおさえておけば大丈夫ですよね。留学中の勉強法はいかがでしょうか。
たぞえさん:英語字幕付きで映画を観てました。
Sさん:テレビは字幕を付けてくれるんですよね。コメディドラマの「フルハウス」を英語字幕付きで観て、勉強してました。「フルハウス」は子供に話しかける英語なので、そんなに難しくないから、オススメです。字幕でわからないところがあったら、メモして後で調べてたり。
すのうちさん:テレビのコメディを字幕付きで観て。わからないことはノートにメモしネットで調べてました。
留学中、困ったことやつらかったことは?
清宮:留学中、直面した困難はどうやって克服しました?
たぞえさん:留学した時は、親と長い間離れたこともないし、一人暮らしの経験もない。1人で生活すること全部が大変だった。でも慣れです。
Sさん:メルボルンは家賃が高くて、探しに行っても、日本人でいっぱいだった。
日本人が家を探すNICHIGO PRESS(日豪プレス)というサイトで探していたが、Gumtree(ガムツリー)という現地の人が使うサイトを使ってみたんです。そうしたら、家賃が安くてネイティブが住む家が掲載されていました。
すのうちさん:現地ではもう必死でした。後になって「大変だった」と思いました。アメリカでは、店員さんは自分の仕事しかしないから、交渉するようになって。交渉力が身につきました。
清宮:慣れていくことが成長につながりますね。困難に直面すると、成長の糧になる。
「これから留学したいあなたへ」留学経験者からのアドバイス
清宮:留学中に観光はしましたか?
たぞえさん:オーストラリアでは、日本からきた友達とゴールドコーストに行きましたよ。カナダでは、バンクーバーからアメリカのシアトルが近いので、遊びに行きました。
Sさん:観光はしなかったです。週末はホームパーティーに行くことが多かったです。
すのうちさん:アメリカ国内のみ。ディズニーとかキーウエストに行きました。
清宮:留学中の旅行がモチベーションにもなることもありますね。旅行で使う英語も勉強になりますし。アメリカはワーホリでは滞在できません。だからカナダで働いて、アメリカに旅行に行くという人もいますね。
最後に「留学したい」という人にアドバイスをお願いします。
たぞえさん:現在、私は東京駅近くのホテルで働いています。英語力が生かせている環境。「なんで自分が留学しにきたのか」を思い出すと結果につながると思います。
Sさん:僕は、エンジニアとして内定をもらいました。メルボルンでは、現地のスクールでコーディングを学び、それをネタにして就活では内定をもらったんです。
よく「自分はまだそのレベルじゃない」と家で単語帳を広げて勉強する人もいますが、積極的に外に行って飛び出したほうがいい。
すのうちさん:どんどん行動して胸に飛び込んでいくとよいと思います。みんなやさしいので、英語をミスしたとしても、気にしない。英語力も上がります。
外に出ると、就活で使えるネタも増える。就活のためにというのではなく「楽しむ」「一生懸命にやる」。そうすると結果がついてくると思う。
清宮:カウンセラーはみなさんに合った学校を一緒に考えていきます。でも、一緒に考えられないのは、放課後の時間。放課後や隙間時間をどう使うか。バリアをはってしまう人も多くいると思いますが、放課後の時間を有効に使うのが"成功する留学"のカギだと思います。
留学経験者ならではの"リアルな声"はとても貴重ですよね。
<お話をうかがって>
留学する国は、やはり人によってさまざまな理由があるんだなと思いました。
「なるほど!」と思ったのが、気候の話。確かに、寒いのが苦手という人がとても寒くなる国に留学すると、精神的にもつらくなりそう・・・。意外にも、かなり重要なポイントなので、自分に合った気候を選んでくださいね。
英語の勉強方法では「字幕付きでテレビを観る」という人が多かったですが、すぐに取り入れやすいし、「これはいいなあ」と思いました。
留学中やワーホリ中は多国籍の人々に出会うので、価値観や視野が広がるだなとあらためて思いました。さまざまな問題や困難に直面し、それを自分で解決するのは、自信にもつながりますね。
リアルな体験談を参考に、世界へ飛び出してみませんか?
「成功する留学」は35年以上にわたり、累計25万人をサポートした実績を誇ります。カウンセラーは全員留学経験者で海外生活も豊富!あなたに合ったプランをご紹介します。
まずはお気軽にお問合せください!お電話は0120-945-504まで!!!