日本語に方言があるように、英語にも世界中の地域によって使われ方・話され方が違います。よく単語やアクセントが違うことで比較されるのがイギリス英語とアメリカ英語です。日本の英語教育ではアメリカ英語が主流であり、日本にいてイギリス英語を聞く機会はアメリカ英語よりは少ないです。ですがTOEICやTOEFLなどの語学検定では、リスニングでイギリス英語が流れてくることもしばしばあります。そんなときに知っておきたい両者の英語の違いについて紹介します。
単語の違い
|
||
1階 |
First floor |
Ground floor |
エレベーター |
Elevator |
Lift |
アパート |
Apartment |
Flat |
サッカー |
Soccer |
Football |
フレンチフライ |
French Fries |
Chips |
秋 |
Fall |
Autumn |
イギリスでは、1階のことはFirst floorとは言いません。地上に面している階のことをGround floorといい、その上の階から1階と呼ぶことになります。なので、日本でいう2階はイギリスの1階にあたります。
そしてイギリスで有名な料理といえばフィッシュ&チップスですよね。チップスというと、お菓子のチップスを想像してしまうかもしれませんが、イギリスではフレンチフライのことをchipsといいます。なので、フィッシュ&チップスには白身魚のフライと、フレンチフライがついてきます。
英語を使う男性の間で論争になることの一つに、サッカーをどう英語でいうか、があります。アメリカの場合、アメリカンフットボールが存在するので、soccerが主流です。逆にイギリスはアメフト文化は薄いので、footballを使う傾向にあります。また、イギリス英語の発音でsoccerがsuckerという下品な意味になってしまうのでfootballが使われるようになったともいわれています。
スペルの違い
Color |
Colour |
Theater |
Theatre |
Realize |
Realise |
Practice |
Practise |
Program |
Programme |
Gray |
Grey |
Canceled |
Cancelled |
上記の違いは代表的なものにすぎませんが、アメリカ英語とイギリス英語のスペルの違いにはパターンがあるものも存在します。
・or→our(例:FavoriteとFavourite)
・er→re(例:CenterとCentre)
・ize→ise(例:OrganizeとOrganise)
スペルが違っていても英語として間違いではないので、頭に入れておきましょう!
文法の違い
I have a brother. |
|
I have got a brother. |
アメリカ英語では"have"を使うことで、「を持っている」という意味を表すことができます。ですが、イギリス英語では"have got"を使い、「を持っている」という意味を表します。
イギリス英語は日本の学校で習うことがあまりないので、改めて見ると違いが新鮮ですよね。ぜひイギリスの新聞や雑誌を通して違いを見てみてください♪
★本場のイギリス英語に触れてみよう!イギリス留学はこちらから
★1週間航空券もセットになったお得なパッケージプランはコチラ