アメリカ英語→ketchup
イギリス英語→tomato sauce
留学中はケチャップを口にする機会が多くありました。 家でチキンライスやオムライスを作るとき、野球を見に行って 野球場でホットドッグを買って、などなど。 アメリカ英語では、ケチャップはそのままketchupになり ます。発音はカタカナで書くと、「キャッチャップ」に 近いでしょうか。
留学前に友人と行った大学の卒業旅行で、友達とグアムに 行ってマクドナルドに入ったときに、店員が言った言葉が 「ワナキャチャ?」と聞こえて?マーク全開になったこと が忘れられません(笑) 店員はそのとき、「ケチャップは欲しい?」という意味で "Wanna ketchup?"と言ったようだったんですが、 分からなかった私はとりあえずYesと答えてしまい、 ドキドキしました。 略さないで言ってよ~なんて思ったけれど、それはこっち の都合だし(笑)
そんなケチャップにまつわるエピソードがありましたが、 オーストラリアに留学してしばらく経ったときのこと。 学校のバーで珍しくホットドッグを頼み、「ケチャップ を下さい」と言ったら、店員さんがちょっと意地悪な人で、 「いや、うちにケチャップはないよ」と。 いや、そこにあるでしょ。と思ったら、「うちには 『トマトソース』はあるけどケチャップは無いよ」と。 そうだった、スーパーのケチャップ売り場にも、tomato sauceはたくさんあるけど、ケチャップと表示されている のは、アメリカの有名メーカーHEINZのものだけだった、と。 しかもこっそり隅っこで売られていたなあと思い出しました。 その店員さんは続けて、「君の英語はアメリカ英語だね。 ここはオーストラリアなんだから、トマトソースと言って ごらん」と。 意地悪いおっさんだなと思いながらも(^^;)、"tomato sauce" と発音したら、「君の"tomato"の発音はアメリカ英語だよ。 トメィトゥじゃないよ」と。 完全に相手の術中にはまってしまいました(爆)
結局"tomato"の発音がある程度まともだと判断してもら えるまで、ホットドッグを売ってもらえませんでした・・・ お客が他にいなかったのでよっぽど暇だったのかも^^;
実際はketchupでもtomato sauceでもどちらでも通じますし、 発音やアクセントが違っても大した問題ではありません。 あくまで英語はコミュニケーションの手段ですから。 でも、この一件は結構強烈だったな~ あの店員さん、今も他の学生に英語指導しているのかしら、 と思ったりします(笑)
ということで、今日はケチャップにまつわるエピソードでした。