留学に限らず普段の生活でも、何かをしようとした ときに周りから、「そんなことをしてどうする！失敗 したらどうするんだ。世の中はそんなに甘くない」 なんて言われたことはありませんか？
このコラムは留学コラムなので、たとえば留学や ワーキングホリデーに行きたいけれど、家庭や仕事の 事情で迷っている。 そんなときに周りに相談すると、「世間をなめているのか」 なんて責められたり、という状況が考えられます。 若い頃は勢いだけで行動できたけれど、年齢を重ねる につれて、色々考えすぎて進めなくなっちゃって・・・ きっと、そういう人は多いんじゃないかなと思います。
そんなときに周りから世間は甘くない、なんて言われる と、やっぱりそうかな、自分が甘いのかなと思ってしまったり。 実際は、そのときの状況によってＧＯサインを出しても 良いときと、見切り発車してしまったら痛い目にあう ときがあると思いますが、どちらにしても自分でどう するか決めないといけない。
世の中は甘いのか甘くないのかは大した 問題ではなくて、 「もしかしたら、『世の中は甘くない！』という発想自体 が、甘くない現実を自分の周りに、作りあげているのかも しれません」
何かしたいと思ったことがあったときに、「いやいや、 でも世の中そんなに甘くないし・・もういい大人だから やめておこう」 そう思ってやる前から諦めていたことが、以前は結構 ありました。失敗するのも怖いし、世の中は甘くないと 言っていれば、それが自分を守る言葉になっていた気がします。
でも、動かないと何も変わらないことも多いです。 もしＧＯサインが出せる状況であれば、思い切って 冒険してみても良いかもしれません。
私自身の例で言うと、にオーストラリアに留学 して、いろいろ状況が変わり方向転換したものの、 結局最終的には卒業する前に日本帰国ということに なってしまいました。 時間もお金も無駄にして！と言われたら、確かに そうかもしれませんが、目に見えるもの、見えない ものとも得たものは大きかったです。
結局、世の中は甘くない、という言葉を前向きに使う のか後ろ向きに使うのかで、その後も変わってくる でしょう。結局、自分のとらえ方次第なんでしょうね。
留学という狭い枠だけで考えてみても、行く前には 行こうかどうしようか、行ったら現地での生活で悩み、 帰国したら今度は就職で悩み・・と問題は尽きませんが （笑）、自分で枠を作りすぎることは避けたいですね！
