海外旅行や留学の際に、日本食を持っていきたいという人も 多いでしょう。
短期の旅行なら現地の食事を楽しむのも旅の楽しみのひとつ なので、何も持っていかないという人もいるかもしれませんが、 長期旅行や留学の場合には、日本食が時々無性に食べたくなった りしませんか?
私の場合は旅行先の脂っぽい料理に飽きたとき、食べ過ぎて 胃腸の具合が悪いときに、お茶漬けやおかゆ、梅干しや ふりかけでさっぱりと食事を済ませたいな~と思います。
あとは、留学先で寮に入る人。 たいていの場合、寮の食事はコテコテの現地食です。 つまり、朝から油ギトギトのベーコンとポテトにコーラを ガブ飲み、なんていう光景が当たり前の状況では、健康的な 食生活は・・・(遠い目^^;)
和食は全くなくてOK!という友人もいて、ある意味 うらやましいなと思ったこともありましたが、そうでない 人は少し、海外に出る際は日本食を持ち込むといろんな意味 で安心です。
そうなると気になるのが、海外に持ち込める食品と持ち込めない食品です。 時折持ち込みルールも変わるので、渡航先の国の公式 ホームページを参照したほうがよいのですが、これがわかりにくい! もうちょっと具体的に書いてくれないかな~と思うのですが。。。
アメリカは以前よりも食品の持ち込みにはだいぶ厳しく なったそうで、特に牛肉製品に関しては厳しく取り締まられ ているそうです。 友人曰く、「肉」という漢字は検疫官が読めるから、パッケージに 肉の写真がなくても漢字があったら没収されるよ、とのこと。 漢字が読めるかどうかはともかくとして、商品パッケージに 持ち込みを禁止されている食べ物の写真が写っていたら、 たいていの場合はその場で没収されてしまいます(涙)
あまり神経質になりすぎると大変なので、基本的には 明らかにダメと思われるもの(卵や肉そのものや、パッケージ に写真がうつっているもの)は持ち込まない方が良いです。 実際は検疫官によるので、同じものを持ち込んでも大丈夫な 場合と没収される場合があるので運次第ということもありますし・・
たとえば梅干し。 市販のものできちんと封をしてあれば問題ありませんが、 手作りのものは種がNGとして没収されてしまいます。 友人のお母さんが、手作りの梅干しはダメとは知らず、 娘のために手作りして持ってきたのに、目の前でゴミ箱 に捨てられてしまいものすごくショックだった、という 話をしてくれました。
そんなわけで、その数ヵ月後にオーストラリアに遊びに きた母親が、私にお土産として手作り梅干しを渡して くれたときはびっくり^^; 何で持ち込めたの?!申請したの?!と聞いたら、検疫官は 何も言わなかったとのこと。 検疫官による、ということでしょう。。。運次第というところはあるので、危険な持ち込み?はしない ことをお勧めします。
ちなみに、コンビニのおにぎりやパンは、今まで一度も没収 されたことはありません。 日本を発つ前に買い、翌朝到着後に食べるために持って行くのですが、おにぎりを指して「これに巻いてあるのは何だ」 と海苔のことを聞かれたくらいです。 検疫申請しないでそのまま出てしまえばいいだろう、と 思うかもしれませんが、オーストラリアの場合は本当に 厳しいので、少しでも持っている場合はきちんと申請した方が良いです。 申請しなくても、スーツケースや手荷物はX線で調べられ ますし、そのときに食べ物が映ればその場で中身を開けて 調べられ、違反物があれば没収、厳重注意、罰金。別室に 連れて行かれお説教・・という場合も。
食べ物を何かしら持ち込む時はとにかく申請する!という ことだけ、心に留めておくと良いと思います。
国別食品持ち込み規制
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EU5ヵ国 |